- 地車研究 feat. 岡本 -
- 2007/7/14 -






岡本 (おかもと・泉佐野市)
 ・新調:昭和11年
 ・大工:辻幾次郎氏
 ・彫師:不明
 ・彫物:下記「彫物図柄解説」参照
 ・本幕:不明
 ・宮入:船守神社

◎ やぐらの歴史
先々代のやぐらは阪南市福島から購入、昭和40年頃に廃絶ししばらくやぐらはありませんでしたが、昭和47年に子供会役員によって子供だんじりが製作される。先代のやぐらは御大典の頃のものを泉南市新家より購入し、昭和58年に大修復し18年ぶりに復活する。

◎ 現在のやぐら
昭和11年頃に大工:辻幾次郎氏によって尾崎宮本町のやぐらとして新調。平成5年の尾崎宮本町やぐら新調に伴い、岡本がこのやぐらを購入する。提灯は白地に赤文字で「岡本」。

◎ 彫物図柄解説
【大屋根廻り】
・鬼板 − 獅噛み
・欄間 − 左:?、 右:倶利伽羅峠の戦い
・幕板 − 左:秀吉本陣 佐久間の乱入、 右:?
本幕:正面は「岡本の文字」、左は「竹に虎」。
【小屋根廻り】
・鬼板 − 獅噛み
・欄間 − 左:頼朝の朽木隠れ、 右:?
【本幕】
・本幕 − 正面:岡本の文字、 左:竹に虎、 右:?

◎ 曳行パターン
宵宮:ところ曳き
本宮:ところ曳き、船守神社へ宮入

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クリックすると元のサイズで表示します 平成4年10月10日
尾崎宮本町として、最後の曳行です。