- 地車紹介 feat. 岬連中 -
- 2007/8/4 -
● 岬連中
(みさきれんちゅう・岬町淡輪地区) ・新調:大正5年 ・大工:貴田虎次郎氏 ・彫師:相野卯三郎氏 ・彫物:下記「彫物図柄解説」参照 ・本幕:不明 ・宮入:船守神社 ◎ 岬連中の歴史 岬連中の創建は昭和37年頃に子供神輿新調。平成14年まで使われ、平成16年5月9日昇魂式を実施し同年6月中旬に東京都八王子市別所2のエミネンス長池南団地へ譲渡。また昭和59年〜60年に太鼓台(四輪の軽トラックベースの山車)を新調するが、平成15年4月19日に昇魂式を実施し、同年10月4日に愛媛県西条市のお寺に譲渡される。やぐらの歴史は無く、現やぐらが初代のやぐらに当たる。 ◎ 現在のやぐら 大正5年に先代石田宮本のやぐらとして大工:貴田虎次郎氏、彫師:相野卯三郎氏によって新調。昭和54年8月には大工:貴田福雄氏,貴田吉松氏によって大屋根組解体修理が行われる。平成2年1月14日日曜日に昇魂式後岡田参号(現岡田北組)が購入するが平成16年の岡田北組やぐら新調に先立ち平成14年9月29日に昇魂式を実施し岬連中へ売却。平成15年1月12日日曜日に岬連中のやぐらとして入魂式が行われました。平成15年には本幕を新調。提灯は正面に「岬」、屋根周りには白地に赤文字で「岬」。 ◎ 彫物図柄解説 【大屋根廻り】 ・鬼板 − 獅噛み ・懸魚 − 鷹 ・欄間 − 正面:仁田四郎猪退治、 右:狩場風景、 左:白鹿を討つ ・虹梁 − 波濤 ・小脇板 − 右:新田義貞 稲村ヶ崎投剣の場、 左:楠正行 如意輪堂の場 ・幕板 − 右:?、 左:楠公父子 桜井の別れ ・板勾欄 − 波濤 【小屋根廻り】 ・鬼板 − 獅噛み ・懸魚 − 鳳凰 ・欄間 − 右:狩場風景、 左:勢子の活躍 ・幕板 − 右:義経の八艘飛び、 左:加藤清正 虎退治 【本幕】 ・本幕 − 正面:紺地に岬の文字、 左右:船守神社御神紋に岬の文字 ◎ 曳行パターン 宵宮:ところ曳き、船守神社へ宮入 本宮:ところ曳き、淡輪漁港、船守神社へ宮入 ◎ 岬連中の略年表 ・平成15年1月12日 − 現やぐらの入魂式を実施。 ・平成19年7月22日 − コマを新調、御祓いを実施。 ◎ 岬連中関連サイト ・岬やぐら祭り → http://www.geocities.jp/ts8916/ |
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平成2年1月14日 先代石田宮本やぐら昇魂式の様子です。その後先代岡田北組として嫁がれました。 平成15年1月12日 先代岡田北組から岬連中へ譲渡されました。入魂式の際には、岡田のハッピを着た人も岬連中のやぐらを曳いてます。 平成19年7月22日 駒新調に伴い、岬郵便局前にて御祓いが実施されました。 |