- 地車紹介 feat. 自然田上組 -
- 2018/9/15 -






自然田上組 (じねんだかみぐみ・東鳥取五地区)
 ・新調:平成30年
 ・大工:吉建設
 ・彫師:木彫山本
 ・本幕:川島織物
 ・太鼓:太鼓正
 ・宮入:波太神社



◎ 地名「自然田」の由来
自然田の地名の由来は小川,山中川などの流域地域であり、自然に田ができたので自然田と銘々されました。謡曲で知られる自然居士の出生地でもあります。その自然田は安政6年(1859年)頃は上出,寺脇,東,南,芝の5つにわかれ、やぐらも5台ありましたが、集約され上出(上出,寺脇−今の自然田上組)、中之場(東,南−今の自然田東組)、 芝出(芝−今の自然田上東組)の3台になりました。

◎ 先々代のやぐら
先々代のやぐらは大正8〜9年まで曳行。焼却か?売却か?不明であるが、売却ならば信達葛畑へ売却したと思われます。

◎ 先代のやぐら
先代のやぐらは大正12年に地元の大工:有岡製作所によって新調しました。平成29年10月15日に瑞寶寺前にて昇魂式を実施、同年11月12日に解体されました。

◎ 現在のやぐら
平成26年4月20日日曜日に瑞寶寺前にて原木祭を実施、平成30年に大工:吉建設、彫師:木彫山本によって新調、同年9月2日日曜日に波太神社にて入魂式を挙行しました。また提灯は白地に赤の文字で「上組」という文字です。

◎ 彫物図柄解説
現在調査中!!!

◎ 曳行パターン
・パレード − パレードの日は森下酒店前にて和泉鳥取,山中渓,自然田東組,自然田上東組と合流、サークルK阪南鳥取中店前にて石田宮本,黒田,下出,鳥取中と合流し9町でパレードに参加、帰りは和泉鳥取,山中渓,自然田東組,自然田上東組と一緒に帰路につきます。
・本宮 − 本宮は午前からところ曳きと波太神社への宮入が、波太神社への宮入は自然田東組,自然田上東組と一緒に曳行します。夜は水本運送で自然田東組,自然田上東組と一緒に曳行します。
・後宮 − 後宮は午前からところ曳きが、夜は水本運送にて自然田東組、自然田上東組と一緒に曳行します。
・東鳥取五地区パレード − 波太神社宮入の時間によって異なりますが、本宮か後宮に和泉鳥取,山中渓,自然田東組,自然田上東組の5台で、各年持ち回りで和泉鳥取,山中渓,自然田地区をパレードします。

◎ 自然田上組の略年表
・大正8〜9年−先代のやぐらを売却。
・大正12年−現在のやぐらを新調。
・平成2年11月12日月曜日−天皇陛下御即位の礼に伴う記念曳行を実施。
・平成5年6月9日水曜日−皇太子殿下御成婚に伴う記念曳行を実施。
・平成6年10月11日火曜日−自然田東組,自然田上東組と御神輿担当に当たる。
・平成7年10月−本幕を新調。
・平成14年10月−法被を新調。
・平成14年10月14日月曜日−自然田東組,自然田上東組と御神輿担当に当たる。
・平成15年9月7日日曜日−駒を新調、自然田住民センター前にて自然田上東組と合同で入魂式を実施。
・平成15年9月28日日曜日−駒を新調、波太神社にて入魂式を実施。
・平成22年10月11日月曜日−自然田東組,自然田上東組と御神輿担当に当たる。
・平成26年4月20日日曜日−やぐら新調原木祭を実施。
・平成29年10月14日土曜日−やぐら昇魂式前夜祭を実施。
・平成29年10月15日日曜日−やぐら昇魂式を実施。
・平成30年9月2日日曜日−やぐらを新調、波太神社にて入魂式を実施。
・平成30年9月−法被を新調。

◎ 瑞寶寺寺入りについて
自然田上組やぐら部屋前にある瑞寶寺、かつては波太神社へ宮入りせず各町で宮入り儀式を行い、やぐらは瑞寶寺へ寺入りしてました。




平成26年4月20日 − やぐら新調原木祭を実施。


平成29年10月14日 − やぐら昇魂式前夜祭を実施。


平成29年10月15日 − やぐら昇魂式を実施。


平成30年9月2日 − やぐらを新調、入魂式を実施。