- 地車研究 feat. 大西町のこだわり -
- 2011/11/12 -






今回も「地車研究」と題して大西町のやぐらを特集したいと思います。以前から書き込んでますが大西町のやぐらの印象は「細部まで凝ったやぐら」、ではドコが凝ってるのか? 僕の視線から見たポイントを御紹介しようと思います。題して「地車研究 feat. 大西町のこだわり」、あくまでも管理人個人の好きなポイントを列記したのみの企画である事を御了承下さいませ。




▲ 正面幣持ちに神鏡、そして御簾掛は神聖な場所なので宮入り時以外は扉で閉ざされてます。
中には伊勢神宮内宮・外宮、そして波太神社の神札が据えられてます。



▲ 脇障子の上に白蛇が鎮座します。 (正面左側)



▲ 上記白蛇の正面右側。



▲ 撥(バチ)立も設置、大国天が彫られてます。 (後ろ正面左側)



▲ 上記撥立の後ろ正面右側。



▲ 撥立下の台木には波模様の彫物が…。 (後ろ正面左側)



▲ 上記台木の後ろ正面右側。



▲ 匂欄合下には腰組に欄間 波千鳥が彫られてます。



▲ 台木の要所要所には格子模様の彫物が刻まれてます。



▲ 大西町伝承記として正面欄間に「清水講縁記」。



▲ 大西町伝承記として太鼓廻りに「エビノの蜘蛛」。



▲ 漁師町らしく木鼻正面左に「鯛を抱く唐獅子」。



▲ 木鼻正面右には「伊勢海老を抱く唐獅子」。



PS.上記のポイントは「管理人的視線」から見たポイントであって、他の方々から見たポイントは全く異なるかと思います。特に新調に携われた方々にはもっともっと「凝ったポイント」があるかと思います。故に他のポイントは後日改めて御紹介できればと思います。 m(__)m