- 地車研究 feat. 下出のこだわり -
- 2013/3/31 -






ちょうど5年前の昨日、平成20年3月30日(日)は下出やぐら新調入魂式が行われた日です。それにちなんだ企画第2弾として「下出のこだわり」をお送りしようと思います。

以前にも書き込みましたが下出のやぐらの最初のイメージは「奇抜なやぐら」。正面小脇板の力士像、小屋根桝合の三方見送り等奇抜なアイデア満載のやぐらで非常に斬新なイメージを受けました。そこで今回、僕の視線から見た斬新なポイントを御紹介しようと思います。題して「地車研究 feat. 下出のこだわり」、あくまでも管理人個人の好きなポイントを列記したのみの企画である事を御了承下さいませ。




▲ 大屋根正面小脇板には金剛力士像(左:吽形像、右:阿形像)が彫られてます。



▲ 大屋根幕板と脇障子が一体化された題材(右側:本能寺の変)となってます。



▲ 大屋根幕板と脇障子が一体化された題材(左側:桶狭間の戦い)となってます。



▲ 小屋根枡合が三方見送り(川中島大合戦)となってます。



▲ 大屋根はやぐらで初めて三段垂木を採用しています。



▲ 本幕の端に土呂幕が彫られてます。



▲ 本幕の端に土呂幕が彫られてます。



▲ 本幕はやぐらで唯一の紺色で染められてます。



▲ 阪南市にちなみ大屋根欄間正面に「織田信長 紀州遠征」が彫られてます。



▲ 下出伝承記より小屋根欄間左面に「馬川伝説」が彫られてます。



▲ 下出伝承記より小屋根欄間左面に「馬川伝説」が彫られてます。



PS.上記のポイントは「管理人的視線」から見たポイントであって、他の方々から見たポイントは全く異なるかと思います。特に新調に携われた方々にはもっともっと「凝ったポイント」があるかと思います。故に他のポイントは後日改めて御紹介できればと思います。 m(__)m