- 地車研究 feat. 和泉鳥取のこだわり -
- 2013/11/4 -






和泉鳥取やぐら新調記念として今回、「地車研究」と題して和泉鳥取のこだわりを特集したいと思います。管理人の和泉鳥取のやぐらの印象は「鬼板と柱龍のやぐら」、第一印象が鬼板と柱龍のインパクトが凄かったです。そこで僕の視線から見たポイントを御紹介しようと思います。題して「地車研究 feat. 和泉鳥取のこだわり」、あくまでも管理人個人の好きなポイントを列記したのみの企画である事を御了承下さいませ。




▲ まずはこの厳つい鬼板、獅噛の通り大屋根を噛んでます。



▲ 次いで上だんじりを彷彿とさせる大きな柱龍。



▲ 左側が降龍。



▲ 右側が昇龍。



▲ 撥(バチ)入れは引き出しタイプの収納箱。



▲ そして地元ネタもふんだんに用いられてます。
まずは大屋根桝合正面「神武天皇御腰掛けの地(和泉鳥取伝承)」。



▲ 大屋根桝合右面「神功皇后 応神天皇を御平産す(波太神社祭神)」。



▲ 大屋根桝合左面「天湯河板挙命の白鳥捕獲伝説(波太神社祭神)」。



▲ 小屋根桝合正面「庚申道 不見不聞不言(昔の賑わい風景)」。



▲ 小屋根欄間正面「灯篭奉納 片桐且元 波太神社再建」。



▲ 小屋根桝合右面「雨乞い神事(地元伝承 雨山にて)」。



▲ 小屋根桝合左面「琵琶岸懸 大鳥居(和泉各所図会より)」。



▲ 小屋根幕板右面「関ヶ原の合戦 桃配山(東軍 徳川家康,本多忠勝)」
の中にも面白い遊び心が施されてます。



▲ この武将に注目して下さい。



▲ 椅子には「和泉」のロゴが施されてます。



▲ 小屋根幕板左面「関ヶ原の合戦 笹尾山(西軍 石田三成,島左近)」
の中にも面白い遊び心が施されてます。



▲ この武将に注目して下さい。



▲ 腕の部分に波太神社の紋である「九枚笹」と「三ツ巴」の紋が施されてます。



▲ 足の部分にも波太神社の紋が施されてます。



PS.上記のポイントは「管理人的視線」から見たポイントであって、他の方々から見たポイントは全く異なるかと思います。特に新調に携われた方々にはもっともっと「凝ったポイント」があるかと思います。故に他のポイントは後日改めて御紹介できればと思います。 m(__)m