- 地車研究 feat. 大西町の纏 -
- 2016/10/29 -






祭りが終わって早3週間、先週やっと「地車紀行」の編集も終わって少し時間ができてきたので普段の弊ブログに戻りつつ今年の祭りを振り返ってみようと思います。

さて今年の話題の中で一番に御紹介したい記事が大西町纏新調の話題。いつも御世話になっているNさんから纏新調の御祈祷をするので撮影依頼の話があり9月25日日曜日に波太神社へ。すると新しい纏は「昭和四十年巳年会」の7人で資金を出し合い新調、しかも纏新調の話は大西会のごく一部の人間しか知らなくて10月1日土曜日の大西会発足20周年記念イベントでサプライズとして発表するとの事。本当は5年前のやぐら新調の時に纏も新調したかったそうですが資金面等で纏まで新調できず、それが一番心残りだったそうで有志7人が資金を出し合い纏新調に至ったそうです。

ともあれまずは新しい纏を御紹介します。まずは姿見。






上部には大西町の意匠である「鶴と亀」が三面に施されています。






そして馬簾。平仮名で「おおにし」と反対側には町紋。






馬簾の裾には波太神社の紋である「九枚笹」と「左三ツ巴」。



そして棒の中にはこの様な記載が…。











9月25日日曜日、波太神社にて御祈祷を行いました。











10月1日土曜日、大西会発足20周年記念イベントにてサプライズ発表。本当にごく一部の人しか知らなかった様で部外者の私が知っているのは少し違和感を感じました。








ともあれ立派な纏でした。先ほども書き込みましたがわずか7人で資金を出し合い新調した纏、すごい馬力だと改めて思いました。それ程「大西愛」が大きい証拠だとも思い、尊敬の念すら生まれてきました。