- 地車年鑑 feat. 平成26年の漢字 -
- 2014/12/13 -






昨日12日(金)、漢検(日本漢字能力検定協会)が発表した今年の漢字は【税】。やはり17年ぶりに行われた消費税8%へ増税、そして10%への更なる増税を巡る政局の影響が大きいのかな? で、今年の漢字が発表された昨日、他ブログでも同様の企画が公開されてました。そこで今年も「平成26年の漢字」と題して漢字を交えながら管理人の一年間をまとめてみました。ちなみに今年の管理人のキーワードは「貝掛若頭会会長」、半分以上の漢字がこのキーワードと絡んできます。



【碑】 − 平成11年11月28日に公開した当サイトが本年11月28日に公開15周年を迎えました。記念ロゴ等を作成し、15年間の「碑」を刻みました。

【西】 − 今年は岡田西組のやぐらが新調されました。大工:池内工務店、彫師:野原湛水師コンビ、岡田中組に続いてのコンビの「完成型のやぐら」に魅了されました。また西信達地区全5台のやぐらが全て新調された事になります。

【神】 − 神話モノで統一された岡田西組のやぐら、男里南組による神宮式年遷宮奉祝曳行、そして男里北組・男里南組による男神社鳥居竣工奉祝曳行と「神」を重んじる一年でした。

【酒】 − 今年は自町寄合・下荘地区寄合・パレード寄合等数々の寄合に顔を出し、その後はみんなで居酒屋へ。かつて無い程酒を飲み、派手に散財しましたがみんなとエエコミュニケーションも取れた酒宴ばかりでした。

【輪】 − 今年は自町年番が少なく、若頭会が主体となってしなければならない事が多かったですが私が何も言わなくとも交通警備や宮当番の準備等みんなが自主的にやってくれて優秀・有能な後輩達の輪に感動しました。

【三】 − 今年は我が貝掛が宮当番と言う事で下荘地区(貝掛・箱作東・箱作西の三町)の親睦会から話が膨らみ実現できた若頭会・伍拾人組イベント。タオル作成等色々大変でしたが楽しかったです。

【雨】 − 台風18号・台風19号の影響でパレード・本祭りの実施が危ぶまれましたが後宮以外は何とかやぐらを曳けました。でもこれ程までに台風の影響を受けた祭りは今までに記憶がないと言える程、雨に悩まされた一年でした。

【厄】 − 今年、個人的に「前厄」の管理人。祭りを含め公私ともに最悪な事が多い一年でもありました。祭りでは「厄」に涙をこらえるのに必死でした。



さて今年の漢字、上記の漢字も良かったのですが一言で言えば…



【長】 − 皆さん予想できたかと思いますが今年、自町若頭会会長を拝職した管理人。何より青年團時代から悔しい思いをずっとしてきた中、初めて担う【長】と言う重責。私の祭り人生の中で初めての最高の晴れ舞台。今年は指出森神社献燈から始まり下荘地区若頭会・伍拾人組イベント、詰所の回数を増やす等私がこの一年間一番心掛けてきた「例年通りは止めよう」を自分なりに貫く事ができたかと思います。そして祭り人生最高の晴れ舞台である波太神社宮上がり、恐らく一生に一回きりの宮上がりにやぐらに乗れた事が本当に嬉しく思い、また先祖代々貝掛に生まれ育ってきて良かったと改めて思いました。上段の写真、みんなが笑顔で納まっているこの一枚、みんな楽しく祭りを過ごせた証と思い、私の「宝物」です。そして何より事故や怪我もなく全員無事に祭りを終えられたのが一番の幸せでした。



そして祭りを終え、11年間の若頭会人生を終えた今の漢字と言えば…



【燃】 − 喜怒哀楽色々有りましたが今から若頭会人生を振り返れば「燃え尽きた」「完全燃焼」この一言に限ります。そして…。

【退】 − 今年の大晦日で若頭会を引退し来年度、保存会に入会します。保存会では今までと違った祭りを楽しみたく夢が膨らみます。 (^^♪