- 地車年鑑 feat. 平成28年の漢字 -
- 2016/12/12 -






本日、漢検(日本漢字能力検定協会)が発表した今年の漢字は【金】。リオデジャネイロ五輪での金メダルラッシュ、マイナス金利の導入、政治と金の問題等【金】にちなんだ話題の多い一年だったので【金】が選ばれたかと思います。ちなみに私の中の【金】は…



【金】 − 昨年末にパソコンがウイルス感染しダウン。やむを得ず新しいパソコンを急遽購入しましたがブルーレイ対応のパソコンは結構高く、しかも周辺機器がWindows8非対応だったためプリンターやスキャナー、そしてソフト等を全て一新。わずか1,2週間の間に数十万円のお金を散財する年初でした。私の中の【金】は散財するお金の金でした。



さて今年の漢字が発表された今日、他ブログでも同様の企画が公開されてました。そこで今年も「平成28年の漢字」と題して漢字を交えながら管理人の一年間をまとめてみました。



【浅】 − 今年の個人的なテーマは浅い付き合いの祭り、故に寄合にも皆目参加せず気楽な祭り前を過ごしました。ただ、駒新調試験曳き等の情報も知らず困った一面もありました。浅い付き合いの祭りって少し寂しい感じがしますが悪い意味じゃなく、ゆっくりと気楽に祭りを楽しんだと言うか…。ここ数年、実行委員〜実行委員長〜会計〜副会長、そして一昨年の会長と自町若頭会の重責を奔走してきた時と比べると浅い感じが…。

【撮】 − 今年も昨年同様、色々なやぐらを拝見し彫物等を撮影させて頂きました。パレード・本宮・後宮合わせて合計4,698枚と言う莫大な写真を撮影しちゃいました。

【異】 − 8月21日の自然田東組やぐら新調入魂式、そして10月10日の新町・神輿渡御の際、他町の法被を着て撮影班として奔走しました。自町と異なる法被を着たのは生まれて初めての経験でした。

【新】 − 新町・神輿渡御、そして5月3日の泉養寺第23世住職継職奉告法要、7月10日の伊勢大神楽新町回壇と新町に因んだ行事が多かった一年でした。

【頼】 − 泉養寺第23世住職継職奉告法要、そして大西町纏新調御祈祷では「撮りに来て」と撮影依頼の多い一年でした。私の拙い写真を必要とし撮影を頼まれる、本当に嬉しかったです。

【京】 − 今年はカレンダーの並びがよく全ての日程が土日だったので遂に念願だった京都三大祭、葵祭・祇園祭(前祭・後祭)・時代祭に足を運びました。特に祇園祭では神幸祭も拝見でき山鉾巡行の雅な祭と一転、ふんどし姿の担ぎ手の荒々しい祭りも堪能しました。



さて今年の漢字、上記の漢字も良かったのですが一言で言えば…



【輿】 − 今年は数多くの神輿を拝見しました。京都祇園祭・神幸祭、船守神社例大祭、京都時代祭、そして私の氏神様である波太神社例大祭。特に波太神社例大祭は非常に感動しました。当日は自町やぐら曳行もあるので当然ながらやぐらを優先しようと思っていました。しかし我が貝掛は神輿を担当しないので今まで神輿渡御を見た事がない。神賑のやぐらも大事ですが神事としての神輿はもっと大事。そして年初来からの新町Mさんの御誘いがあって最初は断っていましたが9月中旬あたりから「神輿渡御いこうかな?」と言う感情が生まれてきました。次に新町が神輿渡御を担当する8年後まで生きている自身もないし、前述の通り今年の祭りに浅い付き合いで携わっていたのも功を奏したか? 今となっては神輿渡御に参加してよかったと改めて思っています。故に今年の漢字は神輿の【輿】に尽きるかと思います。