- 地車年鑑 feat. 平成30年祭禮紹介 -
- 2018/8/26 -






間もなく秋祭り、そこで今年も阪南市全20台のやぐらを"手短に"御紹介する「祭禮紹介」SHORT INTORODUCTION を企画しようと思います。今さら? と思われるかも知れませんが当サイト内「各地区やぐらの紹介」には結構細かな情報まで記載しており、逆に細か過ぎて読み疲れるかと思います。ではでは逆転の発想で手短に御紹介してみようと思います。なお今年は一気に全20町を御紹介します。





【箱作東】 平成12年大工:武輪建設、彫刻:坂本工芸によって新調。宮入りは地元の菅原神社へ宮入りする。今年、駒を新調しました。 (下荘地区)





【石田宮本】 平成2年大工:川端建設、彫師:木下賢治師によって新調。波太神社の御膝元ゆえ宮本と称する。 (東鳥取四地区)





【自然田上組】 平成30年大工:吉建設、彫師:木彫山本によって新調。本年9月2日に新調入魂式を行ったばかりの一番新しいやぐら。 (東鳥取五地区)





【箱作西】 昭和63年大工:安田建設、彫師:坂本工芸によって新調。今年、下荘地区の宮当番として下荘地区のやぐらが加茂神社へ宮入りする。 (下荘地区)





【山中渓】 明治時代初期に信達岡中のやぐらとして新調。来年、大工:井上工務店、彫師:木彫片山・木彫前田工房によって新調予定。 (東鳥取五地区)





【和泉鳥取】 平成25年大工:金剛組、彫師:木彫片山,木彫前田工房によって新調。旧東鳥取町時代まで新家と言う地名だったので新家とも呼ばれる。 (東鳥取五地区)





【黒田】 大正6年大工:高松利平師、彫師:美濃村松雲師によって新調。昨年、やぐら新調100周年を迎えた歴史あるやぐら。 (東鳥取四地区)





【下出】 平成20年大工:岡川章師、彫師:西澤大美師によって新調。小屋根枡合を三方見送りとするなど見ごたえあるやぐら。 (東鳥取四地区)





【朝日町】 平成2年大工:古川保師、彫師:春田欄間店によって新調。 阪南市で唯一、吹き散りを付けています。 (尾崎地区)





【波有手組】 平成2年大工:岡川公一師,章師兄弟,柿野師、彫師:木下頼定師によって新調。波太神社宮入り時のみ正面に大漁旗を掲げる。 (西鳥取地区)





【鳥取中】 平成9年大工:武輪建設、彫師:坂本工芸によって新調。昔は中と称していましたが明治17年に鳥取中と改称、しかし今でも中村と呼ばれています。 (東鳥取四地区)





【貝掛】 昭和6年大工:森下小一師、彫師:高松一門によって新調。今年、武輪建設によって駒を新調しました。 (下荘地区)





【相生町】 平成8年大工:竹安建設、彫師:木下彫刻工芸によって新調。昔は曳行休止していたが平成8年より35年ぶりに復活。 (尾崎地区)





【大西町】 平成23年大工:板谷工務店、彫師:木下彫刻工芸によって新調。板谷工務店の出世やぐらである。 (尾崎地区)





【尾崎宮本町】 平成5年大工:成尾義一師、彫師:木下彫刻工芸によって新調。波太神社宮入り時のみ赤地に白文字の提燈を付ける。 (尾崎地区)





【自然田上東組】 平成25年大工:植山工務店、彫師:木彫山本によって新調。今年、自然田上組・自然田東組とともに神輿渡御を担う。 (東鳥取五地区)





【自然田東組】 大工:植山工務店・彫師:木彫岸田によって新調、今年、自然田上組・自然田上東組とともに神輿渡御を担う。 (東鳥取五地区)





【新町】 平成元年大工:大津和三郎師,谷本暁師,見本利隆師、彫師:木下頼定師によって新調。平成33年、大工:泉谷工務店、彫師:木彫前田工房によって新調予定。 (西鳥取地区)





【榮組】 平成2年大工:岡川公一師,章師兄弟、彫師:木下頼定師によって新調。榮は"さかえ"と呼ぶ。 (西鳥取地区)





【西鳥取上組】 平成6年に大工:古川工務店、彫師:坂本工芸によって新調。平成27年よりパレードへ不参加。 (西鳥取地区)





【波太神社】 阪南市石田167に鎮座し、宵宮には全18台のやぐらが宮入りし本宮には海老野の浜まで神輿渡御を行う。御祭神:角凝命・応神天皇。





【加茂神社】 阪南市箱作1655に鎮座し、箱作西のやぐらが宮入りする。今年、下荘地区の宮当番に当たり貝掛・箱作東のやぐらも宮入りする。御祭神:玉依比賣命・高寵神。





【阪南市やぐらパレード】 平成30年9月30日日曜日16時から阪南市役所前にて開会式。開会式終了後、尾崎駅前周辺を19時まで全19台のやぐらがパレードする。





【波太神社宮入り】 平成30年10月7日日曜日8時から17時まで全18台のやぐらが宮入りする。7段の階段を駆け上がる"宮上がり"は迫力満点。





【神輿渡御】 平成30年10月8日月曜日、波太神社の本宮の日に本神輿と暴れ神輿2基の合計3基の神輿が海老野の浜まで神輿渡御を行う。今年は自然田地区が担当。



そして今年も作っちゃいました。A4サイズの紙にまとめてやぐらを見に来る方々にハンディ版として持参できるペーパー。他のだんじり地区では冊子等でだんじりを詳細されていますが私の私費で冊子作れる訳でもなく、だったら当サイトからダウンロードして持参できるペーパーをと思い、今年で4回目の作成です。今年の祭りは是非とも当ペーパーをダウンロード、印刷しやぐらを楽しんでください。なお自然田上組は新調入魂式前なので後日第2版を改めてアップする予定です。


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