- 地車年鑑 feat. 令和元年の漢字 -
- 2019/12/12 -






本日、漢検(日本漢字能力検定協会)が発表した今年の漢字は【令】。正直、世間知らずの私でも予想できた【令】でした。4月1日に発表された新元号「令和」、そして5月1日の新天皇陛下御即位に伴い「令和」に改元、新たな時代「令和」が始まりました。ちなみに私の中の【令】は…



【令】 − 当然ながら新元号「令和」ですが当サイトはやぐらサイト、やぐらとからめての「令」と言えば「令和」に改元された5月1月、そして即位礼正殿の儀が行われた10月22日ってやぐらを曳いて御祝いするのかと楽しみにしていましたが残念ながら泉南警察の許可が下りず新天皇陛下御即位を奉祝するやぐら曳行ができなかったのが非常に残念です。「平成」の時はできたのに何故だろうか?



さて今年の漢字が発表された今日、他ブログでも同様の企画が公開されてました。そこで今年も「令和元年の漢字」と題して漢字を交えながら管理人の一年間をまとめてみました。



【撮】 − 今年も昨年同様、色々なやぐらを拝見し彫物等を撮影させて頂きました。パレード・本宮・後宮合わせて合計3,070枚と言う莫大な写真を撮影しちゃいました。そして部外者ながら自然田上組・山中渓やぐら新調記念誌撮影会にも参加させて頂きわずか2日で合計3,579枚もの膨大な写真を撮影させて頂きました。ただ…、12月1日にも金綱をはずした姿の山中渓やぐら記念誌撮影会があった事を事後に知り、正直僕も撮りたかったです。

【山】 − 5月12日の昇魂式、8月25日の新調入魂式と山中渓のやぐらを満喫した一年でした。正直、山中渓まで自転車ではしんどいしどうやって行こうか?悩んでましたが両日とも阪和線の始発で何とか通えてホッと安堵しました。

【桜】 − そして山中渓と言えば桜、新調やぐらにも至る所に見事に桜が満開だったやぐらでもありました。

【米】 − 我が貝掛のやぐらが新調88周年、米壽と言う目出度い年を迎えました。ただ…、私一人だけが盛り上がってた感は否めません。

【郷】 − 初めて地元阪南市で仕事をする事になりさらに新たなつながりが増えた一年でもありました。

【碑】 − 当サイト公開20周年、そして「週変わり!やぐらの写真集」更新1,000回目と言うめでたい一年でもありました。



さて今年の漢字、上記の漢字も良かったのですが一言で言えば…



【骨】 − お恥ずかしい話ですが秋祭りが終わった10月末、不慮の事故で左鎖骨と肋骨三ヶ所を骨折しました。人生初めての救急車、人生初めての入院、人生初めての手術、全治3ヶ月でいまだに痛みがあります。当然ながら自動車も運転できません。一眼レフカメラも構えられません。パソコン打つのも難儀しています。ネットで調べたら人間の骨って約200本あるそうです。その中のわずか四本が毀損しただけでこれ程人間の体が不自由するとは夢にも思ってませんでした。

だた得意先の方に言われたのが「祭り明けで良かったな!」。言われてみてホンマやなぁって痛感しました。祭り前に骨折してたら痛くてやぐらも曳けない、酒もおいしくない、そして祭りも楽しくない。そう考えたら得意先の方がおっしゃる事は正論だと改めて痛感しました。健康あっての祭り、その当たり前の事を【骨身】に沁みました。