うぶすなじんじゃ
産土神社






左三ツ巴
【御祭神】
・比売大神 (ひめおおかみ) [衣売大神-允恭天皇の皇后の妹]
・蔵王権現 [金山毘古命] (かなやまひこのみこと)
・熊野権現 [伊邪那岐命] (いざなぎのみこと)
【合祀祭神】
・天児屋根命 (あまのこやねのみこと)
・国水分神 (くにのみくまりのかみ)
・大山祇尊 (おおやまつみ)
・住吉四柱大神
・亭代主命
・大国主命
・天照皇大神 (あまてらすおおみかみ)

・所在地 泉南郡岬町多奈川谷川1462



青垣山に鎮座まします祭神伊諾尊、金山彦尊外に八柱の祭神を合祀した宮を産土神社と呼んでいる。仁寿二年(八五二)文徳天皇の勅願により慈覚大師が天台宗興善寺を開基した時に境内鎮守として堂宇を建て比売大神宮を勧請したのが始めだそうである。正和元年西の浜辺に熊野権現が出現し霊験著しく比売神社に勧請した。その後天正二年(一五七四)織田信長の兵火で全山焦土と化したが、元禄年間興善寺再建と共に当社も復興したと思われる。明治になって合祀令により西組の氏神、勝手神社と中組の氏神、春日神社も合祀された。




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