じねんだかみぐみ
自然田上組
自然田上出
(東鳥取五地区)



平成30年新調





自然田上組 (じねんだかみぐみ・東鳥取五地区)
 ・新調:平成30年
 ・大工:吉建設
 ・彫師:木彫山本
 ・本幕:川島織物
 ・太鼓:太鼓正
 ・宮入:波太神社



● 地名「自然田」の由来
自然田の地名の由来は小川,山中川などの流域地域であり、自然に田ができたので自然田と銘々されました。謡曲で知られる自然居士の出生地でもあります。その自然田は安政6年(1859年)頃は上出,寺脇,東,南,芝の5つにわかれ、やぐらも5台ありましたが、集約され上出(上出,寺脇−今の自然田上組)、中之場(東,南−今の自然田東組)、 芝出(芝−今の自然田上東組)の3台になりました。

● 先々代のやぐら
先々代のやぐらは大正8〜9年まで曳行。焼却か?売却か?不明であるが、売却ならば信達葛畑へ売却したと思われます。

● 先代のやぐら
先代のやぐらは大正12年に地元の大工:有岡製作所によって新調しました。平成29年10月15日に瑞寶寺前にて昇魂式を実施、同年11月12日に解体されました。 →詳細ページへ

● 現在のやぐら
平成26年4月20日日曜日に瑞寶寺前にて原木祭を実施、平成30年に大工:吉建設、彫師:木彫山本によって新調、同年9月2日日曜日に波太神社にて入魂式を挙行しました。また提灯は白地に赤の文字で「上組」という文字です。

● 彫物図柄解説
【大屋根廻り】
・鬼板 − 獅噛
・箱棟 − 龍
・懸魚 − 正面:旭日に鳳凰、 後面:夕日に麒麟
・車板 − 正面:牡丹に唐獅子、 後面:竹に虎
・飛檐垂木 − 上組紋
・地垂木 − 自然田紋
・隅木 − 右:九枚笹紋、 左:巴紋、 後面右:自然田紋、 後面左:自然田紋
・隅出 − 正面右:毘沙門天、 正面左:毘沙門天女、 後面右:福禄寿、 後面左:寿老人
・枡組 − 尾垂木:龍首、 肘木:獅子,牡丹 【四手先九段】
・枡合 − 正面:国産み、 右面:八岐大蛇退治、 左面:天乃巌戸、 後面:月読尊 【神話伝説】
・横槌 − 花鳥風月
・台輪 − 雲海
・虹梁 − 正面:稲穂に雀、 右:牡丹に蝶、 左:梅に鶯、 後面:桜に目白
・木鼻 − 正面右:墨壺を持つ唐獅子、 正面左:手斧を持つ唐獅子、 右前:鉋を持つく唐獅子、
       左前:鑿を持つ唐獅子、 右後面:阿形の唐獅子、 左後面:吽形の唐獅子
・欄間 − 正面:信長 斎藤道三訪問、 右平:信長 浅井・朝倉の頭蓋で盃、 左平:信長 斎藤道三訪問道中、
       後面:信長と時鳥
・長押 − 正面:子,丑、 右平:鼬(イタチ),猫,亥、 左平:辰,卯,寅、 後面:戌,酉 【千支の追いかけっこ】
・柱巻 − 右:阿形の龍、 左:吽形の龍
・小脇板 − 右:足長の神、 左:手長の神
・幕板 − 右面:姉川の戦、 左平:観音寺城の戦
・脇障子 − 右:信長 鷹狩り、 左:信長 敦盛の舞
・兜桁 − 右平:上組紋
・竹の節 − 右:雲に龍、 左:竹に虎
【腰廻り】
・犬勾欄 − 正面右:能舞台、 正面左:手水舎、 右平:阿形の力神、 左平:吽形の力神
・内勾欄 − 正面:信長陣取(波太神社景観)
・擬宝珠勾欄 − 勾欄合 正面右:菊に盃、 正面左:紅葉に鹿、 右面:薄に月,萩に猪,牡丹に蝶,菖蒲に八つ橋、
         左面:桐に鳳凰,松に鶴,梅に鶯,柳に燕、 束:自然田紋,上組紋
・板勾欄 − 正面右:姉川の戦、 正面左:観音寺城の戦、 右面:姉川の戦、 左面:観音寺城の戦、
         後面右:力士(土俵入り)、 後面左:能(舞)
・縁板 − 籠目柄,七宝繋
・縁葛 − 正面:眠り猫と雀、 右平:猿の一生、 左平:猿の一生
【小屋根廻り】
・鬼板 − 獅噛
・箱棟 − 鯉から鯱、 恵比寿天
・懸魚 − 月と雲龍
・車板 − 鍾馗
・飛檐垂木 − 上組紋
・地垂木 − 自然田紋
・隅木 − 上組紋
・隅出 − 右:弁財天、 左:布袋 【七福神】
・枡組 − 尾垂木:龍首、 肘木:獅子,牡丹 【三手先七段】
・枡合 − 正面:山辺之大タカ 鵠献上、 右面:秀吉 千利休茶会(瑞寶寺)、 左面:家康 知恩院にて切腹
・横槌 − 五穀豊穣,大漁祈願
・柄振板 − 若葉
・台輪 − 茄子
・虹梁 − 正面:伊勢神楽、 右面:銀杏、 左面:皐
・木鼻 − 正面右:阿形の唐獅子、 正面左:吽形の唐獅子、 右前:阿形の獏、 左前:吽形の獏、
       右後:提灯を持つ唐獅子【吉建設 銘】、 左後:団扇を持つ唐獅子【木彫 山本 銘】
・欄間 − 右面:家康と時鳥、 左面:秀吉と時鳥
・長押 − 右面:午,巳、 左面:申,未 【千支の追いかけっこ】
・太鼓廻 − 獅子の子落とし
・四本柱 − 正面右:松に鶴、 正面左:花火、 右面:一富士,二鷹,三茄子、 左面:波濤に玄武
・幕板 − 右面:三方ヶ原の戦 【信長公記】、 左面:賤ケ岳の戦 【太閤記】
・板勾欄 − 右面:三方ヶ原の戦 【信長公記】、 左面:賤ケ岳の戦 【太閤記】
・縁葛 − 右面:凧上げ,雪達磨、 左面:鯛曳き 【唐子遊び】
【本幕】
・本幕 − 正面:上組の文字に自然田紋、 右面:雲龍、 左面:竹に虎

● 曳行パターン
・パレード − パレードの日は森下酒店前にて和泉鳥取,山中渓,自然田東組,自然田上東組と合流、サークルK阪南鳥取中店前にて石田宮本,黒田,下出,鳥取中と合流し9町でパレードに参加、帰りは和泉鳥取,山中渓,自然田東組,自然田上東組と一緒に帰路につきます。
・本宮 − 本宮は午前からところ曳きと波太神社への宮入が、波太神社への宮入は自然田東組,自然田上東組と一緒に曳行します。夜は水本運送で自然田東組,自然田上東組と一緒に曳行します。
・後宮 − 後宮は午前からところ曳きが、夜は水本運送にて自然田東組、自然田上東組と一緒に曳行します。
・東鳥取五地区パレード − 波太神社宮入の時間によって異なりますが、本宮か後宮に和泉鳥取,山中渓,自然田東組,自然田上東組の5台で、各年持ち回りで和泉鳥取,山中渓,自然田地区をパレードします。

● 自然田上組の略年表
・大正8〜9年−先代のやぐらを売却。
・大正12年−現在のやぐらを新調。
・平成2年11月12日月曜日−天皇陛下御即位の礼に伴う記念曳行を実施。
・平成5年6月9日水曜日−皇太子殿下御成婚に伴う記念曳行を実施。
・平成6年10月11日火曜日−自然田東組,自然田上東組と御神輿担当に当たる。
・平成7年10月−本幕を新調。
・平成14年10月−法被を新調。
・平成14年10月14日月曜日−自然田東組,自然田上東組と御神輿担当に当たる。
・平成15年9月7日日曜日−駒を新調、自然田住民センター前にて自然田上東組と合同で入魂式を実施。
・平成15年9月28日日曜日−駒を新調、波太神社にて入魂式を実施。
・平成22年10月11日月曜日−自然田東組,自然田上東組と御神輿担当に当たる。
・平成26年4月20日日曜日−やぐら新調原木祭を実施。
・平成29年10月14日土曜日−やぐら昇魂式前夜祭を実施。
・平成29年10月15日日曜日−やぐら昇魂式を実施。
・平成30年9月2日日曜日−やぐらを新調、波太神社にて入魂式を実施。
・平成30年9月−法被を新調。

● 瑞寶寺寺入りについて
自然田上組やぐら部屋前にある瑞寶寺、かつては波太神社へ宮入りせず各町で宮入り儀式を行い、やぐらは瑞寶寺へ寺入りしてました。




平成26年4月20日 − やぐら新調原木祭を実施。


平成29年10月14日 − やぐら昇魂式前夜祭を実施。


平成29年10月15日 − やぐら昇魂式を実施。


平成30年9月2日 − やぐらを新調、入魂式を実施。





旧・纏


やぐら部屋


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