じねんだかみひがしぐみ
自然田上東組
自然田芝出
(東鳥取五地区)



平成25年新調 (7月28日日曜日入魂式)





自然田上東組 (じねんだかみひがしぐみ・東鳥取五地区)
 ・新調:平成25年 (同年7月28日入魂式)
 ・大工:植山工務店
 ・彫師:木彫 山本
 ・本幕:川島織物セルコン
 ・太鼓:浅野太鼓楽器店
 ・宮入:波太神社



● 地名「自然田」の由来
自然田の地名の由来は小川,山中川などの流域地域であり、自然に田ができたので自然田と銘々されました。謡曲で知られる自然居士の出生地でもあります。その自然田は安政6年(1859年)頃は上出,寺脇,東,南,芝の5つにわかれ、やぐらも5台ありましたが、集約され上出(上出,寺脇−今の自然田上組)、中之場(東,南−今の自然田東組)、 芝出(芝−今の自然田上東組)の3台になりました。

● 先々代のやぐら
先々代のやぐらは大正7年頃に信達楠畑に売却される。

● 先代のやぐら
先代のやぐらは大正8年に山中渓の大工:米澤清五郎氏(一説では大苗代の大寅と言う説もあり)、彫師:西本舟山氏によって新調されました。平成24年10月21日に波太神社にて昇魂式を実施、平成25年7月21日日曜日に搬出を行い現在は岩出市内のホームセンターに保管されています。 →詳細ページへ

● 現在のやぐら
平成22年1月23日土曜日に自然橋交差点にて原木祭を実施、平成25年に大工:植山工務店、彫師:木彫 山本によって新調、同年7月28日日曜日に波太神社にて入魂式を挙行しました。また提灯は白地に赤の文字で「上東」という文字です。

● 彫物図柄解説
【大屋根廻り】
・鬼板 − 獅噛み
・箱棟 − 龍
・懸魚 − 正面:朱雀、 後面:玄武
・車板 − 正面:天湯河板挙命 奥宮に角凝命を奉祀す 【社傳波太宮由来記】、 後面:菟砥川洗濯の場
・桁鼻 − 正面:息、 後面:麒麟
・小屋虹梁 − 正面:金型に雲、 後面:金型に流水
・飛檐垂木 − 波太神社御神紋 【九枚笹紋・左頭三つ巴紋】
・地垂木 − 飛龍
・隅出 − 迦陵頻迦 【瑞寶寺本堂欄間より】
・枡組 − 尾垂木:龍,松竹梅,菊,雲,波、 肘木:獏,獅子,牡丹,カイチ 【四手先八段】
・枡合天井 − 正面:金木犀、 後面:山女
・二重枡合 − 右:青龍、 左:白虎
・枡合 − 正面:瑞寶寺圓牛 八幡御正体寄進 【波太神社旧御神体裏書より】、
        右:神功皇后 応神天皇平産す 【波太神社祭神】、
        左:素戔嗚尊 八岐大蛇退治 【自然田平見牛神社(鳥取神社合祀)】、
        後面:天湯河板挙命 出雲國で鵠を捕える 【波太神社祭神】
・横槌 − 正面:松竹梅、 右:牡丹,獅子、 左:牡丹,獅子、 後面:松竹梅
・木鼻 − 正面右:小槌を持つ獅子、 正面左:銀杏の小枝を持つ獅子、 右前:瓢箪徳利を持つ獅子、
        左前:子獅子を抱く獅子、 右後:杯を持つ獅子、 左後:毬を持つ獅子、 後面右:獏、 後面左:獏
・台輪 − 正面:牡丹 獅子、 右左後面:牡丹
・虹梁 − 葡萄唐草
・欄間 − 正面:源義経 平知盛ノ霊に逢図 【船弁慶】、 右:平清盛 福原ニテ怪異ヲ見ル図 【平家物語】、
        左:清盛入道 布引滝遊覧悪源太義平霊討難波二郎 【平治物語】
・長押 − 波に兎
・柱巻 − 右:降り龍、 左:昇り龍
・小脇板 − 右:安宅関 武蔵坊弁慶源義経 【安宅】、 左:狐忠信 静御前源九郎狐 【義経千本桜】
・幕板 − 右:粟津ヶ原 巴御前勇戦 【源平盛衰記】、 左:堀川夜討 源義経勇戦 【平家物語】
・脇障子 − 右:粟津ヶ原 和田義盛 【源平盛衰記】、 左:堀川夜討 静御前 【平家物語】
・兜桁 − 右:九枚笹紋、 左:左頭三つ巴紋 【波太神社御神紋】
・竹の節 − 銀杏唐草伊勢込
【腰廻り】
・犬勾欄 − 正面右:一ノ谷鵯越逆落し 武蔵坊弁慶、 正面左:一ノ谷鵯越逆落し 源義経 【平家物語】、
         右:雲に龍、 左:竹に虎
・擬宝珠勾欄 − 勾欄合:菟砥川清流乃図、 束:興福寺東金堂十二神将
・内勾欄 − 一ノ谷鵯越逆落し 畠山重忠 鷲尾義久 【平家物語】
・板勾欄 − 正面右:一ノ谷梶原の二度の懸 梶原景時 【平家物語】、
         正面左:一ノ谷箙の梅 梶原景季」【源平盛衰記】、
         右:倶利伽羅峠火牛の計源義仲 平維盛 【源平盛衰記】、
         左:屋島弓流し 源義経 平教経 【平家物語】、 後面右:屋島扇の的、
         後面左:屋島扇の的 那須与一 【平家物語】
・縁葛 − 組亀甲文様
【小屋根廻り】
・鬼板 − 獅噛み
・箱棟 − 龍
・懸魚 − 飛龍
・車板 − 正面:雲
・小屋虹梁 − 睨み龍
・飛檐垂木 − 波太神社御神紋 【九枚笹紋・左頭三つ巴紋】
・地垂木 − 飛龍
・隅木 − 右:九枚笹紋、 左:左頭三つ巴紋 【波太神社御神紋】
・隅出 − 後正面右:雲に龍、 後正面左:竹に虎、 後面右:鯉の瀧昇り(琴高仙人)、 後面左:鯉の瀧昇り(金太郎)
・枡組 − 尾垂木:龍,松竹梅,菊、 肘木:獏,獅子,牡丹,雲,カイチ 【三手先六段】
・枡合 − 正面:自然居士、 右:乙ヶ池伝説、 左:坂之口一顧地蔵 【地元伝承】
・横槌 − 正面右:青い山桃,桜、 正面左:赤い山桃,桜、 右:蜻蛉,蝶,菊、 左:燕,雀,菊
・柄振板 − 波に千鳥
・木鼻 − 正面右:篠笛を持つ獅子、 正面左:撥を持つ獅子、 右前:釿を持つ獅子、
      右後:鑿を持つ獅子、 左前:如意宝珠を持つ獅子、 左後:牡丹を持つ獅子
・台輪 − 牡丹
・虹梁 − 葡萄唐草
・欄間 − 右:自然田虫送り、 左:伊勢神楽 【地元年中行事】
・長押 − 鼠の宝曳き
・太鼓廻り − 雲間に双龍
・幕板 − 右:一ノ谷 平敦盛 熊谷直実組討 【平家物語】、 左:奥州衣川 弁慶奮戦 【義経記】
・擬宝珠勾欄 − 束:興福寺東金堂四天王
・腰組 − 獅子,牡丹
【本幕】
・本幕 − 正面:「上東」の文字、 右:宇治川先陣争い 佐々木高綱 梶原景季 【平家物語】、
        左:紫宸殿の一騎打ち 平重盛 源義平 【平治物語】

● 曳行パターン
・パレード − パレードの日は森下酒店前にて和泉鳥取,山中渓,自然田上組,自然田東組と合流、サークルK阪南鳥取中店前にて石田宮本,黒田,下出,鳥取中と合流し9町でパレードに参加、帰りは和泉鳥取,山中渓,自然田上組,自然田東組と一緒に帰路につきます。
・本宮 − 本宮は午前からところ曳きと波太神社への宮入が、波太神社への宮入は自然田上組,自然田東組と一緒に曳行します。夜は水本運送で自然田上組,自然田東組と一緒に曳行します。
・後宮 − 後宮は午前からところ曳きが、夜は水本運送にて自然田上組、自然田東組と一緒に曳行します。
・東鳥取五地区パレード − 波太神社宮入の時間によって異なりますが、本宮か後宮に和泉鳥取,山中渓,自然田上組,自然田東組,自然田上東組の5台で、各年持ち回りで和泉鳥取,山中渓,自然田地区をパレードします。

● 自然田上東組の略年表
・大正7年頃−先々代のやぐらを信達楠畑へ売却。
・大正8年−先代のやぐらを新調。
・昭和59年−先代のやぐらを修復。
・昭和63年−本幕を新調。
・平成2年11月12日月曜日−天皇陛下御即位の礼に伴う記念曳行を実施。
・平成5年6月9日水曜日−皇太子殿下御成婚に伴う記念曳行を実施。
・平成6年10月11日火曜日−自然田上組、自然田東組と御神輿担当に当たる。
・平成14年10月14日月曜日−自然田上組、自然田東組と御神輿担当に当たる。
・平成15年9月7日日曜日−駒を新調、自然田住民センター前にて自然田上組と合同で入魂式を実施。
・平成22年1月23日土曜日−やぐら新調原木祭を実施。
・平成22年10月11日月曜日−自然田上組、自然田東組と御神輿担当に当たる。
・平成24年10月20日土曜日−やぐら昇魂式前夜祭を実施。
・平成24年10月21日日曜日−やぐら昇魂式を実施。
・平成25年7月21日日曜日−先代やぐらを搬出。
・平成25年7月28日日曜日−やぐらを新調、波太神社にて入魂式。
・平成25年7月−纏を新調。
・平成25年8月3日土曜日・4日日曜日−やぐら新調記念誌撮影会を実施。
・平成26年3月20日木曜日−泉州物語にて特集記事が掲載される。
・平成26年11月30日日曜日−やぐら見学会を実施。
・平成26年11月下旬−やぐら新調記念誌を発刊。



平成22年1月23日 − やぐら新調原木祭を実施。


平成24年10月20日 − やぐら昇魂式前夜祭を実施。


平成24年10月21日 − やぐら昇魂式を実施。


平成25年7月21日 − 先代やぐらを搬出。


平成25年7月28日 − やぐらを新調、入魂式を実施。


平成25年8月3日・4日 − やぐら新調記念誌撮影会を実施。


平成26年3月20日 − 泉州物語にて特集記事が掲載される。


平成26年11月30日 − やぐら見学会を実施。


平成26年11月下旬 − やぐら新調記念誌を発刊。





旧・纏


やぐら部屋


旧・やぐら部屋


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