ふけ2ごう
深日二号
(岬町・深日地区)



明治時代新調





深日二号 (里) (ふけ2ごう・岬町深日地区)
 ・新調:明治時代 (平成3年3月3日大西町より譲受入魂式)
 ・大工:不明
 ・彫師:不明
 ・本幕:中津靖子氏
 ・太鼓:不明
 ・宮入:国玉神社



● やぐらの歴史
先代のやぐらは永らく保管されていたが平成13年に小島に譲渡し同年9月23日入魂式を実施、現在も曳行されている。

● 現在のやぐら
深日「里」にあたるやぐら。明治時代に大西町のやぐらとして新調。平成3年3月3日に大西町より譲受入魂式。本幕は明治32年に新調したものを平成5年に上孝子より譲受し、中津靖子氏によって修復。提灯は白地に赤文字で「深日」。

● 彫物図柄解説
【大屋根廻り】
・鬼板 − 獅噛み
・箱棟 − 雲海
・懸魚 − 正面:鳳凰、 後面:鳳凰
・車板 − 正面:豊干禅師、 後面:雲海
・枡合 − 正面:頼朝 朽木隠れ 【源平盛衰記】、 右:?、 左:義経 鵯越の逆落とし、
      後面:神功皇后 弓末で文字を刻む 【神話伝説】
・虹梁 − 雲海
・欄間 − 正面:?、 右:鞍馬山 牛若修業の場、 左:? 【源平盛衰記】
・長押 − 雲海
・柱巻 − 右:昇龍、 左:降龍
・小脇板 − 右:神功皇后、 左:誉田別命を抱く武内宿禰 【神話伝説】
・幕板 − 右:義経の弓流し、 左:那須与一 扇の的 【源平盛衰記】
・脇障子 − 右:清盛 落日を呼び戻す、 左:碇知盛 【源平盛衰記】
【腰廻り】
・犬勾欄 − 正面:?
・内勾欄 − 波間に兎
・擬宝珠勾欄 − 勾欄合:波濤
・板勾欄 − 正面:?、 右:?、 左:?
・縁葛 − 波濤
【小屋根廻り】
・鬼板 − 獅噛み
・箱棟 − 雲海
・懸魚 − 松に鷹
・車板 − 麒麟
・枡合 − 雲海
・虹梁 − 雲海
・欄間 − 右:?、 左:?
・長押 − 波濤
・太鼓廻り − 雲に鶴
・幕板 − 右:平敦盛、 左:熊谷次郎直実 【源平盛衰記】
・擬宝珠勾欄 − 勾欄合:雲海
【本幕】
・本幕 − 正面:保存会の紋に深日の文字、 右:秀吉と賤ヶ岳七本槍(脇坂安治,片桐且元,加藤嘉明,糟屋武則)、
      左:秀吉と賤ヶ岳七本槍(平野長泰,羽柴秀吉,福島正則,加藤清正)

● 曳行パターン
・宵宮:ところ曳き
・本宮:ところ曳き、国玉神社へ宮入

● 深日二号の略年表
・明治時代−大西町のやぐらとして新調。
・平成3年3月3日−大西町より現在のやぐらを譲受。
・平成5年−上孝子より本幕を譲受。
・平成20年−提燈のデザインを変更。




昭和61年のやぐら部屋。


先代やぐら、小島として曳行中。


昔の本幕。


平成20年 − 提燈を「深日」へ変更。(右下は旧提燈)


やぐら部屋


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