おのしろ
大苗代
(泉南市・信達地区)



平成10年新調 (9月13日日曜日入魂式)





大苗代 (おのしろ・泉南市信達地区)
 ・新調:平成10年(同年9月13日入魂式)
 ・大工:大下工務店
 ・彫師:木下彫刻工芸
 ・彫物:下記「彫物図柄解説」参照
 ・本幕:川島織物
 ・宮入:一岡神社



● やぐらの歴史
先々代のやぐらは鳥取中より購入しましたが、老朽化のために解体処分されました。先代のやぐらは昭和7年か昭和11年大工:大寅(向井寅次郎氏)によって新調、平成10年解体されましたが一部は保存されてます。

● 現在のやぐら
現在のやぐらは平成10年に大工:大下工務店、彫刻:木下彫刻工芸によって新調、同年9月13日一岡神社にて新調入魂式が行われました。提灯は正面・屋根周りともに「大苗代」。

● 彫物図柄解説
【大屋根廻り】
・鬼板 − 獅噛み
・懸魚 − 正面:鳳凰、 後面:雲に鶴
・飛檐垂木 − 一丘神社御神紋
・地垂木 − 獅子
・車板 − 正面:天の岩戸、 後面:素戔嗚尊大蛇退治 【神話伝説】
・小屋虹梁 − 雲海
・枡組 − 龍,獅子 【六手先七段】
・枡合 − 正面:藤吉郎初陣、 右:桶狭間の戦い、 左:醍醐の花見、 後面:伏見大地震 【太閤記】
・台輪 − 牡丹
・虹梁 − 牡丹に若葉
・欄間 − 正面:日吉丸誕生、 右:日吉丸小六との出会い、 左:戦遊び 【太閤記】
・長押 − 正面:梅に山鵲、 右:菊に鳳凰、 左:紅葉に鳳凰、 後面:?
・柱巻 − 右:昇り龍、 左:降り龍
・小脇板 − 右:加藤清正虎退治、 左:加藤虎之助山路将監討取り 【太閤記】
・幕板 − 右:信玄と謙信龍虎相討つ 【川中島合戦記】、 左:真田幸村勇戦 【難波戦記】
・脇障子 − 右:本能寺の変 織田信長、 左:本能寺の変 森蘭丸 【太閤記】
・兜桁 − 一丘神社御神紋
【腰廻り】
・犬勾欄 − 正面:阿吽の唐獅子、 右:玄武、 左:玄武
・内勾欄 − 秀吉本陣 佐久間の乱入 【太閤記】
・板勾欄 − 正面右:勢子の活躍、 正面左:頼朝本陣、 右:狩場風景、 左:仁田四郎 猪退治 【富士の巻狩】
・縁葛 − 牡丹に唐獅子
【小屋根廻り】
・鬼板 − 獅噛み
・懸魚 − 松に鷹
・飛檐垂木 − 一丘神社御神紋
・地垂木 − 獅子
・車板 − 神武天皇東征 【神話伝説】
・小屋虹梁 − 雲海
・枡組 − 龍,獅子 【四手先五段】
・枡合 − 正面:後醍醐天皇隠岐より帰る、 右:楠公子別れ桜井の駅、 左:如意輪堂の場 【太平記】
・台輪 − 牡丹
・虹梁 − 牡丹に若葉
・欄間 − 右:村上義光 錦の御旗奪還、 左:新田義貞 稲村ヶ崎投剣の場 【太平記】
・長押 − 右:牡丹に鳳凰、 左:桐に鳳凰
・幕板 − 右:木曽義仲奮戦す、 左:巴御前勇戦 【源平盛衰記】
・板勾欄 − 右:敦盛を呼び戻す熊谷次郎直実、 左:義経弓流し 【源平盛衰記】
・縁葛 − 右:那須与一扇の的、 左:義経八艘飛び 【源平盛衰記】
【本幕】
・本幕 − 正面:大苗代の文字に一丘神社御神紋、 右:雲龍、 左:竹に虎

● 曳行パターン
・宵宮:ところ曳き、信達パレード(市場,牧野と連合曳き)
・本宮:ところ曳き、一岡神社へ宮入

● 大苗代の略年表
・昭和7年か11年−先代のやぐらを新調。
・昭和60年−台場と駒を新調。
・平成10年9月13日−現在のやぐらを新調、一岡神社にて新調入魂式を実施。
・平成10年10月11日−御堂筋パレードへ参加。
・平成17年5月15日−一岡神社にてフリーマーケット関連やぐら展示会を実施。
・平成17年7月17日−駒を新調、一岡神社にて入魂式を実施。




先代やぐら。


先代やぐら。


平成17年5月15日 − フリーマーケット関連やぐら展示会を実施。


平成17年7月17日 − 駒を新調、一岡神社にて入魂式を実施。


やぐら小屋


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