まきの
市場
(泉南市・信達地区)



平成12年新調 (9月30日土曜日入魂式)





牧野 (まきの・泉南市信達地区)
 ・新調:平成12年(同年9月30日入魂式)
 ・大工:見本圭介氏
 ・彫師:木下彫刻工芸
 ・本幕:川島織物
 ・太鼓:不明
 ・宮入:信達神社



● やぐらの歴史
牧野のやぐらの起源は享和元年(1801年)頃、五穀豊穣豊年満作を祈願し、村中を曳き廻したのが始まりと言われてます。先代のやぐらは昭和7年頃に大工:大寅 向井寅太郎氏、彫師:美濃村松雲氏によって新調、平成12年9月30日のやぐらの新調入魂式の際にお別れ曳行を実施後淡輪の個人、韓国焼肉「山月」へ譲渡後解体されました。

● 現在のやぐら
平成12年に大工:見本圭介氏、彫刻:木下彫刻工芸によって新調、同年9月30日日曜日に新調入魂式を挙行しました。提灯は正面には「牧野」「青年團」、屋根周りには「牧野」。

● 彫物図柄解説
【大屋根廻り】
・鬼板 − 獅噛み
・箱棟 − 雲龍
・懸魚 − 正面:波濤に千鳥と御来光、 後面:波濤
・車板 − 正面:阿吽の唐獅子、 後面:波濤に千鳥
・小屋虹梁 − 雲海
・飛檐垂木 − 「牧」の文字
・地垂木 − 「牧」の文字
・隅木 − 上り藤紋
・枡組 − 龍,獅子,象,牡丹,コブシ 【六手先八段】
・枡合 − 正面:天の岩戸、 右:日本武尊 火の難を逃れる(草薙の剣)、 左:素戔嗚尊 大蛇退治、
       後面:因幡の白兎 【神話伝説】
・木鼻 − 正面右:子を抱く唐獅子、 正面左:鞠を抱く唐獅子、 右前:鈴を抱く唐獅子、 左前:小槌を抱く唐獅子、
       右後:宝珠を抱く唐獅子、 左後:牡丹を咥える唐獅子
・台輪 − 牡丹
・虹梁 − 菊に若葉
・欄間 − 正面:日吉丸誕生、 右:日吉小六矢矧橋の出合い、 左:日吉五郎助馬に乗る 【太閤記】
・長押 − 正面:桜に鳳凰、 右:牡丹に鳳凰、 左:菊に鳳凰
・柱巻 − 右:昇り龍、 左:降り龍
・小脇板 − 右:五条大橋 牛若弁慶との出会い、 左:鞍馬山 牛若修行の場 【源平盛衰記】
・幕板 − 右:熊谷次郎直実 敦盛を呼び戻す、 左:宇治川の先陣争い 【源平盛衰記】
・脇障子 − 右:本能寺の変 織田信長、 左:本能寺の変 森蘭丸 【信長公記】
・竹の節 − 右:青海波,左三つ巴、 左:青海波,上り藤紋
・兜桁 − 「牧野」の文字
・犬勾欄 − 正面:風神雷神、 右平:吽形の唐獅子、 左平:阿形の唐獅子
・擬宝珠勾欄 − 勾欄合正面右:桜,牡丹、 正面左:菊,桔梗、 右:桔梗,牡丹,桜,椿,桔梗,桜、
         左:菊,桔梗,牡丹,椿,桜,桔梗、 束:力神
・板勾欄 − 正面:頼朝本陣、 右:勢子の活躍、 左:仁田四郎 猪退治、 【富士の巻狩】
【小屋根廻り】
・鬼板 − 獅噛み
・箱棟 − 雲龍
・懸魚 − 波間に千鳥
・車板 − 宝珠を掴む青龍
・小屋虹梁 − 雲海
・飛檐垂木 − 獅子
・地垂木 − 獅子
・隅木 − 上り藤紋
・枡組 − 龍,獅子,象,牡丹 【四手先六段】
・枡合 − 後正面:神武天皇 東征、 右:神功皇后 応神天皇平産す、 左:雄略帝 葛城山にて猪退治す 【神話伝説】
・木鼻 − 正面右:子を抱く唐獅子、 正面左:鞠を抱く唐獅子、 右前:牡丹を咥える唐獅子、 左前:籠を抱く唐獅子、
      右後:鞠を抱く唐獅子、 左後:鈴を抱く唐獅子
・台輪 − 牡丹
・虹梁 − 菊に若葉
・欄間 − 右:楠公父子 櫻井の別れ、 左:楠正行 如意輪堂に辞世の歌を記す 【太平記】
・長押 − 右:桐に鳳凰、 左:紅葉に鳳凰
・太鼓周り − 阿吽の唐獅子
・幕板 − 右:粟津合戦 木曽義仲の戦い、 左:粟津合戦 巴御前の勇姿 【源平盛衰記】
・擬宝珠勾欄 − 勾欄合右:牡丹,桔梗,牡丹,桜,桔梗,桜、 左:桔梗,椿,牡丹,桔梗,椿,椿、 束:力神
・縁葛 − 右:雪だるま遊び、 左:司馬温公 瓶割の場 【唐子遊び】
【本幕】
・本幕 − 正面:牧野の文字に左三つ巴上り藤紋、 右:竹に虎、 左:波間に阿龍

● 曳行パターン
・宵宮:ところ曳き、信達パレード(市場,大苗代,岡中と連合曳き)
・本宮:ところ曳き、往生院へ「座入り」、夜の信達三区合わせ

● 牧野の略年表
・享和元年頃−やぐらの歴史が始まる。
・昭和7年頃−先代のやぐらを新調。
・平成12年9月30日土曜日−やぐらを新調、新調入魂式を実施。
・平成13年7月−牧野やぐら新調記念誌を発刊。
・平成20年9月15日月曜日−駒を新調、入魂式を実施。
・平成21年10月10日土曜日−46年ぶりに信達神社へ宮入。
・平成22年10月9日土曜日−信達神社へ宮入。
・平成23年10月2日日曜日−やぐらを大修復、入魂式を実施。
・平成26年10月12日日曜日−金熊寺やぐら復興10周年記念セレモニーに参加。
・平成28年10月2日日曜日−川口建設によって駒を新調、御祓いを実施。




先代やぐら。


先代やぐら。


平成13年7月 − 牧野やぐら新調記念誌を発刊。


平成20年9月15日 − 駒を新調、入魂式を実施。


平成21年10月10日−46年ぶりに信達神社へ宮入。


平成23年10月2日 − やぐらを大修復、入魂式を実施。


平成26年10月12日 − 金熊寺やぐら復興10周年記念セレモニーに参加。


平成28年10月2日 − 駒を新調、御祓いを実施。


やぐら小屋


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