なるたき
鳴瀧
(泉南市・信達地区)



平成4年新調 (10月8日日曜日入魂式)





鳴瀧 (なるたき・泉南市鳴滝地区)
 ・新調:平成4年(同年10月8日入魂式)
 ・大工:岡川組
 ・彫師:木下頼定氏
 ・彫物:下記「彫物図柄解説」参照
 ・本幕:川島織物
 ・宮入:鹿島神社



● やぐらの歴史
往来には4台のやぐらが有ったと伝えられてますが、記録のある範囲では上(宮本)・下(前畑)2台のやぐらが有り、1台は大正8年に桑畑から購入、もう1台は金熊寺から購入したと伝えられてます。昭和55年に上(宮本)のやぐらが鳴滝のやぐらとして復活、平成2年まで11年間曳かれてましたが老朽化により曳行中止。先代やぐらはやぐら部屋にて保存していましたが平成25年に解体。ちなみに下(前畑)は15年の休止期間中に分解して鹿島神社に奉納し自然消滅。

● 現在のやぐら
現在のやぐらは平成4年に大工:岡川組、彫刻:木下頼定氏によって新調、同年10月8日に鹿島神社にて入魂式を実施しました。新調への経緯は、先代やぐらの老朽化に伴い平成2年11月の区役委員会にて曳行不可との判断、同年12月に祭礼関係各団体と曳行不可の話し合いをし、平成3年4月に「鳴瀧やぐら建造委員会」を発足、同年9月に岡川組へ新調を依頼し、平成4年9月6日完成しました。また提灯は白地に赤の文字で「鳴瀧」という文字です。

● 彫物図柄解説
【大屋根廻り】
・鬼板 − 獅噛み
・箱棟 − 雲海
・懸魚 − 正面:雲龍、 後面:雲に鶴
・車板 − 正面:?
・小屋虹梁 − 雲海
・飛檐垂木 − 菊紋
・地垂木 − 獅子
・枡組 − 龍,獅子,牡丹 【六手先八段】
・枡合 − 正面:?、 右:?、 左:?
・台輪 − 牡丹
・虹梁 − 若葉
・欄間 − 正面:?、 右:?、 左:?
・長押 − 雲海
・柱巻 − 右:降り龍、 左:昇り龍
・小脇板 − 右:媼、 左:翁 【高砂】
・幕板 − 右:牛若丸弁慶 五条大橋の出会い、 左:義経の弓流し 【源平盛衰記】
・脇障子 − 右:源九郎義経、 左:武蔵坊弁慶 【源平盛衰記】
・兜桁 − 「鳴瀧」の文字
・犬勾欄 − 唐子
・擬宝珠勾欄 − 勾欄合:松竹梅、 束:力士
・内勾欄 − 波間に玄武
・板勾欄 − 正面:谷越え唐獅子、 右:牡丹に唐獅子、 左:親子唐獅子
【小屋根廻り】
・鬼板 − 獅噛み
・箱棟 − 雲海
・懸魚 − 鳳凰
・車板 − ?
・小屋虹梁 − 雲海
・飛檐垂木 − 菊紋
・地垂木 − 獅子
・枡組 − 龍,獅子,牡丹 【四手先六段】
・枡合 − 後正面:?、 右:?、 左:?
・台輪 − 牡丹
・虹梁 − 若葉
・欄間 − 右:?、 左:?
・長押 − 雲海
・太鼓廻り − 那須与一 扇の的 【源平盛衰記】
・幕板 − 右:安宅の関 弁慶義経懲打、 左:鞍馬山牛若修業の場 【源平盛衰記】
・擬宝珠勾欄 − 右:松竹梅、 左:松竹梅
・縁葛 − 右:吽形の雷龍、 左:阿形の雷龍
【本幕】
・本幕 − 正面:「鳴瀧」の文字、 右:鳳凰、 左:鳳凰

● 曳行パターン
・パレード:ところ曳き、泉南市パレード
・宵宮:ところ曳き
・本宮:ところ曳き、鹿島神社へ宮入

● 鳴瀧の略年表
・大正8年−桑畑からやぐらを購入。
・昭和55年−先代やぐらの曳行再開。
・平成2年−先代やぐらを曳行休止。
・平成4年9月6日−やぐらを組み立て。
・平成4年10月8日−やぐらを新調、入魂式を実施。
・平成17年10月26日−イタリア留学生の海外文化交流やぐら曳行を実施。
・平成18年9月23日−安田建設によって駒を新調、入魂式を実施。
・平成26年9月21日日曜日−やぐらを大修復、御披露目曳行を実施。
・平成26年9月−提燈のデザインを変更。




先代やぐら。


平成4年9月6日 − やぐらを組み立て。


平成4年10月8日 − やぐらを新調、入魂式を実施。


平成17年10月26日 − イタリア留学生の海外文化交流やぐら曳行を実施。


平成18年9月23日 − 駒を新調、入魂式を実施。


平成26年9月21日 − やぐらを大修復、御披露目曳行を実施。


平成26年9月 − 提燈のデザインを変更。


やぐら小屋


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