おかだにしぐみ
岡田西組
(泉南市・西信達地区)



平成26年新調





岡田西組 (おかだにしぐみ・泉南市西信達地区)
 ・新調:平成26年 (同年7月20日入魂式)
 ・大工:池内工務店
 ・彫師:野原湛水氏
 ・本幕:株式会社谷尾
 ・太鼓:太鼓正
 ・宮入:里外神社



● やぐらの歴史
先代やぐらは明治26年に大工:不明、彫刻:西岡一門(彫又)によって新調、その後大正5年に陸宮本へ売却、平成20年に岬連中に譲渡される。

● 先代のやぐら
大正5年に大工:大寅(若野寅太郎氏)、彫刻:美濃村松雲氏によって新調。平成25年11月24日日曜日に里外神社にて昇魂式を実施、平成26年3月29日土曜日に阪南市在住の個人宅へ搬出されました。 →詳細ページへ

● 現在のやぐら
平成22年11月7日に原木祭を実施、平成26年に大工:池内工務店、彫師:野原湛水氏によって新調、同年7月20日日曜日に里外神社にて入魂式を挙行しました。提灯は正面に「西組」、屋根周りには「西」。

● 彫物図柄解説
【大屋根廻り】
・鬼板 − 獅噛み
・箱棟 − 右:波に玄武、 左:雲に青龍 【四獣神】
・懸魚 − 正面:鳳凰、 後面:松に鷹
・飛檐垂木 − 「西」の文字
・地垂木 − 獅子
・車板 − 正面:国生み、 後面:天孫降臨 【古事記】
・小屋虹梁 − 雲に若葉
・枡組 − 龍,獅子,牡丹 【五手先七段】
・枡合天井 − 宝珠を掴む青龍
・枡合 − 正面:天岩戸、 右:八岐大蛇 退治、 左:須佐之男命 櫛名田比売に悲話を聞く、
       後面:須佐之男命草薙の剣 献上する 【古事記】
・木鼻 − 正面右:玉串を抱く唐獅子、 正面左:玉串を抱く唐獅子、 右前:剣(草薙の剣)を抱く唐獅子、
       左前:子を抱く唐獅子、 右後:勾玉(八尺瓊勾玉)を抱く唐獅子、 左後:稲を噛み俵を抱く唐獅子、
       後面右:鞠を抱く唐獅子、 後面左:鏡(八咫鏡)を抱く唐獅子
・台輪 − 牡丹
・虹梁 − 若葉に西組の紋
・欄間 − 正面:神武天皇 即位式、 右:仁徳天皇 民の釜戸、 左:大化改新 【日本書紀】
・長押 − 妻:牡丹に孔雀、 右:桃に山鵲、 左:梅に山鵲
・柱巻 − 右:降龍、 左:昇龍
・小脇板 − 右:天照大御神、 左:須佐之男命 【古事記】
・幕板 − 右:聖徳太子 物部守屋誅伐、 左:聖徳太子 守屋軍に追われる 【日本書紀】
・脇障子 − 右:野見宿禰と当麻蹴速、 左:雄略帝 猪退治 【日本書紀】
・竹の節 − 若葉に「西」の文字
・脇障子柱 − 唐草文様伊勢込
・兜桁 − 西組紋
【腰廻り】
・幣持ち − 神武天皇
・犬勾欄 − 正面右:神功皇后、 正面左:武内宿禰、 右:西組紋に虎、 左:西組紋に稲穂を咥える鶴
・内勾欄 − 三韓 朝貢す 【日本書紀】
・擬宝珠勾欄 − 勾欄合 正面右右:焼野原の試練、 正面右左:蛇の室の試練、 正面左右:須佐之男命の館、
           正面左左:須佐之男命と対面、 右平右右:宇迦の山の麓に新宮を建てる、
           右平中右:山坂の裾に八十神を追い伏せる、
           右平中左:須勢理毘売命を背負い 須佐之男命から逃げる、
           右平左左:須佐之男命から試練を受ける、 左平右右:八十神の迫害で大木に挟まれる、
           左平中右:八十神に真っ赤に焼いた大石を転がされる、 左平中左:瀕死の兎に癒し方を教える、
           左平左左:和邇を騙して皮を剥がれる白兎 【大国主の受難 古事記】、 束:西組紋
・板勾欄 − 三韓征伐、 右平:神功皇后 戦わずして新羅を降す、 左平:弓末で文字を刻む 神功皇后 【日本書紀】
・勾欄竹の節 − 波間に千鳥
・勾欄物見 − 右:逆立ちする唐獅子、 左:逆立ちする唐獅子
・縁葛 − 正面:壬申の乱、 右:瀬田唐橋の戦い、 左:高市皇子 劉邦を習い采配を振る 【日本書紀】
【小屋根廻り】
・鬼板 − 獅噛み
・箱棟 − 右:雲に朱雀、 左:雲に白虎 【四獣神】
・懸魚 − 飛龍
・車板 − 里外神社 由緒
・枡組 − 龍,獅子,牡丹 【四手先六段】
・枡合天井 − 宝珠を掴む青龍
・枡合 − 後正面:日本武尊 九州征伐、 右:日本武尊 野火の難、 左:弟橘媛(オトタチバナヒメ)荒波を鎮める 【古事記】
・柄振板 − 若葉
・木鼻 − 後正面右:弓張提灯を抱く唐獅子、 後正面左:弓張提灯を抱く唐獅子、 右後:鰈を抱く唐獅子、
       左後:鯛を抱く唐獅子、 右前:扇を抱く唐獅子、 左前:牡丹を咥える唐獅子
・台輪 − 牡丹
・虹梁 − 若葉に西組紋
・欄間 − 右:神武天皇 吉備から難波に向かう、 左:神武天皇 紀伊に上陸 【日本書紀】
・長押 − 右:桃に山鵲、 左:梅に山鵲
・太鼓周り − 伊勢参り
・四本柱 − 後正面:菊唐草文様伊勢込、 右後:波に伊勢蝦、 左後:波に伊勢蝦、 右前:波に蛸、 左前:波に蛸
・幕板 − 右:日本武尊 岩倉山、 左:神武天皇 東征 【古事記】
・板勾欄 − 右:山幸彦 綿津見の宮殿へ、 左:山幸彦 綿津見の宮殿より帰る 【古事記】
・縁葛 − 右:日本武尊 悪魚退治、 左:建御雷(タケミカヅチ)鯰を押える 【古事記】
【本幕】
・本幕 − 正面:西組紋に西組の文字、 平:天岩戸

● 曳行パターン
・宵宮:ところ曳き、西信達パレード
・本宮:ところ曳き、里外神社へ宮入

● 岡田西組の略年表
・明治26年−先代やぐらを新調。
・大正5年−陸宮本へやぐらを売却。
・大正5年−現在のやぐらを新調。
・平成10年−大修復を実施。
・平成16年−本幕を新調。
・平成16年−岡田壱号から岡田西組へ呼称変更。
・平成22年6月30日水曜日−やぐら新調を正式調印。
・平成22年11月7日日曜日−やぐら新調原木祭を実施。
・平成25年11月24日日曜日−昇魂式を実施。
・平成26年3月29日土曜日−阪南市在住の個人宅へ搬出。
・平成26年7月20日日曜日−やぐらを新調、里外神社にて入魂式を実施。
・平成27年7月中旬−やぐら新調記念誌を発刊。
・平成27年8月23日日曜日−岡田西組夕涼み会を実施。




平成22年11月7日 − やぐら新調原木祭を実施。


平成25年11月24日 − 昇魂式を実施。


平成26年3月29日 − 阪南市在住の個人宅へ搬出。


平成26年7月20日 − やぐらを新調、入魂式を実施。


平成27年7月中旬 − やぐら新調記念誌を発刊。


平成27年8月23日 − 岡田西組夕涼み会を実施。


やぐら小屋


(地図をクリックすると、拡大します)