おのさときたぐみ
男里北組
(泉南市・雄信達地区)



明治時代末期新調





男里北組 (おのさときたぐみ・泉南市雄信達地区)
 ・新調:明治時代末期
 ・大工:不明
 ・彫師:不明
 ・本幕:梶内だんじり
 ・太鼓:太鼓正
 ・宮入:男神社



● やぐらの歴史
先々代のやぐらは桑畑から購入。先代やぐらは大正5年頃に新町から購入、10月10日の宵宮に大雨の中引き取ったと云われてますが、室戸台風(昭和9年9月21日上陸)で壊れ解体されました。

● 現在のやぐら
明治時代末期に岡中のやぐらとして新調されたやぐらで大工:不詳、彫師:二代目高松彦四郎(安田卯の丸)氏によって新調、途中樽井の個人に売却されてるが、昭和10年頃に当時85円で購入する。第二室戸台風(昭和36年9月16日上陸)以来曳行休止されてましたが、昭和63年には大工:吉為工務店、彫師:筒井一門によって修復し曳行再開。提灯は「北」。

● 彫物図柄解説
【大屋根廻り】
・飾目 − 正面:阿形の唐獅子、 背面:吽形の唐獅子
・懸魚 − 正面:牛若丸弁慶 五条大橋の出会い、 背面:費長房仙人
・車板 − 正面:張果老仙人(瓢箪から駒)、 背面:牡丹
・枡合 − 右:陳東 夜曹操が陣へ箭章を放つ、 左:?
・欄間 − 正面:?、 右:ホウ統 百日の公務を一時に裁断す、 左:三分を定めて 孔明茅蕗を出ず 【三国志】
・虹梁 − 菊水
・柱巻 − 右:昇り龍、 左:降り龍
・小脇板 − 右:?、 左:?
・幕板 − 右:?、 左:張飛 長坂橋に曹操を罵る 【三国志】
・脇障子 − 右:?、 左:張飛翼徳 【三国志】
・犬勾欄 − 正面:猩々
・擬宝珠勾欄 − 勾欄合:波濤、 タタラ束:力神
・内勾欄 − 正面:日吉丸 小六矢矧橋の出会い、 右:藤吉郎 小牧山の樹木を算う、
       左:清正に引き渡される 臨海君・順和君王子 【太閤記】
・板勾欄 − 正面:頼朝本陣、 右:勢子の活躍、 左:仁田四郎 猪退治 【富士の巻狩】
【小屋根廻り】
・飾目 − 親子唐獅子
・懸魚 − 牡丹に見返り獅子
・車板 − ?
・枡合 − 後正面:呂布 山昇て敵の陣中を計る、 右:波濤、 左:波濤 【三国志】
・虹梁 − 波濤
・欄間 − 右:関羽 二夫人を尋てリョウ化に遇う、 左:呂布 矛を射て玄徳紀霊に和睦せしむ 【三国志】
・太鼓廻り − 右:?、 左:黄忠漢升 【三国志】
・幕板 − 右:曹洪 曹操を扶け大河を越す、 左:玄徳 的廬踊らせて檀渓を跳ぶ 【三国志】
・板勾欄 − 右:谷越え唐獅子、 左:谷越え唐獅子
【本幕】
・本幕 − 正面:男神社御神紋に北組の文字、 右:雲龍に家康本陣、
      左:大坂城と千成瓢箪に真田幸村・後藤基次 【大坂夏の陣】

● 曳行パターン
・パレード:ところ曳き、泉南市パレード
・宵宮:ところ曳き、雄信達パレード(男里北組,男里南組,幡代,馬場と連合曳き)
・本宮:ところ曳き、男神社へ宮入

● 男里北組の略年表
・明治時代末期−岡中のやぐらとして新調。
・昭和9年9月21日−先代やぐら、室戸台風で倒壊。
・昭和10年頃−岡中より樽井の個人経由で現在のやぐらを購入。
・昭和36年−第二室戸台風以来曳行休止。
・昭和63年−現在のやぐらを大修復、曳行再開。
・平成6年−駒を新調。
・平成14年8月25日−梶内だんじりにて本幕を新調、御披露目曳行を実施。
・平成16年10月8日−男里やぐら復興30周年記念曳行を実施。
・平成21年9月6日日曜日−駒を新調、御祓いを実施。
・平成26年4月20日日曜日−井上工務店へやぐらを搬出。
・平成26年7月20日日曜日−やぐらを大修復、入魂式を実施。
・平成26年12月21日日曜日−男神社鳥居竣工奉祝曳行を実施。
・平成29年7月30日日曜日−井上工務店によって駒を新調、御祓いを実施。




昔の本幕。


平成14年8月25日 − 本幕を新調、御披露目曳行を実施。



平成14年8月25日 − 本幕を新調、御披露目曳行を実施。


平成16年10月8日 − 男里やぐら復興30周年記念曳行を実施。


平成17年10月2日 − 男里北組,男里南組,朝日町,濱中講やぐら連合曳きを実施。


平成21年9月6日 − 駒を新調、御祓いを実施。


平成22年10月10日 − 鳥取中と連合曳きを実施。


平成26年7月20日 − やぐらを大修復、入魂式を実施。


平成26年12月21日 − 男神社鳥居竣工奉祝曳行を実施。


平成29年7月30日 − 駒を新調、御祓いを実施。


やぐら小屋


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