やぐら音頭集



50音順です。
みなさん、他に知っている音頭あったら教えてください。


・○○若い衆よ しころじゃないか 年に1度の 秋祭り


・安芸の宮島 回れば七里 浦は七浦 七恵比寿
・浅い川じゃと 小褄をからげ 深くなる程 帯を解く
・浅い心じゃ たらいに水じゃ そこが見えます ありありと
・朝もはよから うとうてとおる ねって歩きゃ 秋祭り
・明日は交番所へ たたけれよと 好きなやぐらは やめられぬ
・明日は交番所へ 引かりょとまま 好きなやぐらは やめりゃりょうか
・姉もさす気か 妹もさすか 同じ蛇の目の 唐傘を
・あの娘よい娘じゃ 俺見て笑ろた 俺も見てやれ 笑ろてやれ
・淡路島から 嫁さんもろて 箪笥長持 船で来る
・錨(いかり)下ろせよ 天神丸よ ここは和泉の 岡田浦
・和泉の名所は 数々あれど 秋は輝く 波太神社
・伊勢は津でもつ 津は伊勢でもつ 尾張名古屋は 城をもつ
・行たら見てこいよ 大阪の城は 北の淀川 見下ろして
・行たら見てこいよ 名古屋の城は 金の鯱鉾 雨曝
・一度見てこいよ ○○のやぐら 和泉一の 晴れ姿
・入れておくれよ かゆくてならぬ 私一人が 蚊帳の外
・色の黒いも 浅草海苔は 白いおまんまの 肌に巻く
・色は黒いが 味見ておくれ 私しゃ大和の 吊るし柿
・梅の香りを 桜に持たせ 枝垂れ柳に 咲かせたい
・お医者様でも 草津(有馬)湯でも 惚れた病は 治りゃせぬ
・御伊勢参りに この子ができた お名つけましょ 伊勢松と
・大阪道頓堀の 竹座の芝居 安くて 面白い
・沖の暗いのに 白帆が見える あれは紀の国 みかん船
・御寺参りと 定めて来たが 実は貴方に 逢いたさに
・お前来るかと 酒買うて待てど 来ないので 私しゃ飲む
・お前来るかと 床敷いて待てど 来ないので 一人寝る
・お前百まで 私しゃ九十九まで 共に白髪の 生えるまで
・お前見初めた 去年の五月 五月菖蒲の 湯の中で
・おやじ酔うても せがれは酔わぬ 明けの鳥も 鳴くまでも
・おらが在所へ 米て見やしゃんせ 米の生る木が お辞儀する
・俺がさらすは 布ではないぞ あだな男の 心さらす
・俺が死んだら 三途の川で 鬼を集めて 相撲する
・俺とお前は 卵の仲よ 俺が白身で 君を抱く
・俺とお前は 羽織の仲よ 固く結んで 離れない
・女心はよ 人にも云わず そっと願いを 神様に


・金谷のよ 勤めの女郎は あぁ柳の 葉に留まる
・髪の結ういたて 親でも迷う ましてこの子は 無理はない
・河の鳴瀬に 絹ばた裁って 波に織らせて 岩に着す
・紀州紀ノ川 安楽川(荒川)粉河 おまん包むは 竹の皮
・紀州日高川の 名高き話 安珍清姫 道成寺
・来たら見てこい 尾崎の浜の 大漁のぼりの 尾崎港
・京の三条のよ また三条と 合わせて六十は 数珠屋町
・来るか来るかと 外でて待てば 山でキツネが 来んと鳴く
・来るか来るかと 浜出て見れば 浜は松風 音ばかり
・来るか来るかと 浜にゃでてみれば 浜の松風 音ばかり
・恋し恋しと 鳴く鳥よりも 鳴かぬ蛍は 身を焦がす
・来いと言うたとて 行かよか佐渡へ 佐渡は九十九里 波の上
・恋に生きよか 情けで死のか 私しゃとりたい 二筋道を
・故郷恋しと 思うな娘 故郷当座の 仮の宿
・ここの屋敷は 目出立の屋敷 鶴と亀が 舞いを舞う
・心寂しや 落ち行く先は 河の鳴瀬と 鹿の声
・子供教える 学校でさえも 初めに教える イロの文字
・子供の頃から イロハを習い ハの字忘れて イロばかり
・今夜此処で寝て 明日また何処で 明日は田の中 畔枕


・咲いた花の 香りは良いが 私はあの子の 香りが良い
・坂で転んで 提灯焼いて 明かり取られて 真の闇
・桜三月 あやめは五月 咲いて歳取る 梅の花
・桜島(高い山)から 谷底見れば 瓜や茄子の 花盛り
・桜島(高い山)には 霞がかかる 器量の良いこにゃ 目がかかる
・桜島(高い山)には 霞がかかる 私しゃお前に 気がかかる
・酒とバクチと トルコがなけりゃ 親には勘当 されはせぬ
・酒の肴に するめは良いが 貴方と 寝もするめ
・酒の飲む人 真から可愛 飲んでくだまきゃ なお可愛
・酒は飲め飲めよ 何万(何石)なりと 後の払いは 私しゃする
・佐渡のよ 佐渡今頃は どうして いるかしら
・晒(さら)し三尺 血で染める様な 洒落た喧嘩を してみたい
・さらりさらりと 光る芽淳の 沈む夕日に 霞雲
・ざるを頭に 散らしたえくぼ 愛し恋しと 夢に見る
・下へ下へと 枯れ木を流す 流す枯れ木に 花が咲く
・島田によ 今朝結うた髪は 主とほたえて 乱れ髪
・信州信濃のよ 新蕎麦よりも 私しゃ貴方の 側が良い
・好きと嫌いと 一度に来たら 筆(箒)を立てたり 寝かせたり
・関で見染めて 大社で結び 末は松江の 嫁が島
・瀬田の唐橋 唐金擬宝珠 水に映るは 膳所の城
・線香花火は 命を燃やす 私はあの娘(やぐら)に 気を燃やす
・そそり峰たつ あの岩肌も 情け通れば 夫婦岩


・抱いて寝もせにゃ 暇もくれぬ 私しゃ港の 泊まり船
・高い山から 谷底見れば 姉と妹が さねくらべ
・高い山から 谷底見れば おまん可愛や 布さらす
・高い山から 谷底見れば 可愛い女子が 花盛り
・高い山(桜島)から 谷底見れば 瓜や茄子の 花盛り
・高い山(桜島)には 霞がかかる 器量の良いこにゃ 目がかかる
・高い山(桜島)には 霞がかかる 私しゃお前に 気がかかる
・竹に雀は 品良くとまる 止めて止まらぬ 色(恋)の道
・立てば芍薬 座れば牡丹 歩く姿は 百合の花
・箪笥長持 嫁もろともに 二度と返すな 故郷へ
・千鳥は 荒波超えて 超えた所は 泉州路
・蝶よ花よと 育てた娘 今日は晴れての 嫁姿
・とろりとろりと 回すは淀の 淀の川瀬の 水車
・飛んで行きたい あの娘の側へ 行くに行かれぬ 恋の谷
・飛んで行きたい こおろぎ茶屋へ 行くに行かれぬ 恋の谷


・投げた松明 見事に飛んだ 燃えてあがるぞ はしら松
・夏の夕立は 山根を伝う あぁ夜妻は 軒伝う
・なびく稲穂に 群がる雀 実り豊かで 米(秋)祭り
・二世誓いし 安珍さんの 後をしとうて 清姫が
・能登の恋路へ 旅するならば 愛しあの娘と 二人旅


・箱根八里は 馬でも越すが 越すに越されぬ 大井川
・浜の岬によ 灯台あれど 恋の闇路は 照らしゃせぬ
・春は桜で 秋には祭り 此処は石田の 波太神社
・春は桜で 秋には祭り ○○若い衆は 泣いて惚れる
・春は桜 秋は祭り 唐獅子牡丹が 泣いて吠える
・日高川をば 蛇体となりて 恨みを晴らすが 道成寺
・人の恋路を 邪魔する奴は 馬にけられて 地獄へ落ちる
・一人米搗く その水車 だれを待つやら くるくると
・富士の(峰に)白雪 朝日で溶ける 娘島田は 寝て(句で)溶ける
・武士は正宗 わしゃ錆刀 武士は斬れても わしゃ斬れぬ
・船は帆かけて 嵐を待つが 私しゃ暇の 銭を待つ
・船を多奈川の 港に入れて 心小島に 身は加太に
・惚れた病も 治せば治る 好きな御方と 添や治る


・丸い卵も 切りようで四角 ものも言いようで 角が立つ
・回る浮世に 回らぬお金 無理に手を出しゃ 手が回る
・峰に(富士の)白雪 朝日で溶ける 娘島田は 寝て(句で)溶ける
・昔思えば 鷹の巣あたり 御光さすよな 波の虹
・娘島田に 蝶々がとまる 泊まるはずだよ 花じゃもの
・娘十七・八は 娘盛り 可愛いあの娘に かんざしを
・目出度目出度 三つ四つ五つ 七つ重なりゃ おめでたい
・目出度目出度の 若松様も 枝も栄えりゃ 葉も茂る
・目出度目出度よ 三重なりて 末は鶴亀 五葉の松
・目出度目出度よ 三重なりて 鶴が御門へ 巣を掛ける
・目出度目出度よ 三重なりて 庭に鶴亀 五葉の松


・やぐらの囃子に 太鼓の音に やぐらの唐獅子 鳴いて吠える
・吉田通れば 二階が招く しかも鹿の子 振袖で


・若い衆よ しころじゃないか 年に一度の 秋祭り
・若い衆よ はやしを頼む はやしなければ 歌われぬ
・若さでよ お前さんの器量で 夜妻無いとは 偽りに
・私が出雲の 神様ならば 添わせてあげたい 人がいる
・私しゃ備前の 岡山育ち 米の生る木を(は) まだ知らぬ
・私は丹波の 勝栗育ち 色は黒ても 味はよい
・私広げて あなたがさして さしつさされつ 蛇の目傘





● 囃子唄
石山の 秋の月 牡丹に唐獅子竹に虎 竹持て走るはまとうなり まとなり御方に知恵貸そか
知恵の中山千願寺 千願寺(せがじ)のおっさんぼんさんで ぼんさん蛸さん十六さん
一掛けて 二掛けて 三掛けて しかけた○○○は止められない
五掛けて 六掛けて 七掛けて はちけた○○○はたまらない
九掛けて 父ちゃん見てくれこの○○○


● 囃子唄
石山の 秋の月 牡丹に唐獅子竹に虎 虎追て走るはまとうない まとない御方に知恵貸そか
知恵の中山千願寺 千願寺(せがじ)のおっさん坊さんで 坊さん蛸食てべろついた
べーろべーろべろしゅっしゅ
ゲートジャ ゲートジャ ゲートジャ ...


● 囃子唄
石山の秋の月つきにむらぐも花び風風の便りはアワノ島
島の財布に五両十両ごろごろ鳴るのはなんじゃいな地震雷後夕立べーらべーらべらしょしょ
一姫二太郎三ナスビ金岡和尚さんはげナスビめでたい祭りじゃ歌歌
一ナスニナスにごげナスビそれゆえ和尚さんハゲじゃいなべーらべーらべらしょしょ


● 囃子唄
石山の 秋の月 牡丹に唐獅子竹に虎 虎追うて走るはまとうない まとない御方に知恵貸そか
知恵の中山千願寺 千願寺の和尚さん(おっさん)坊さんで 坊さんタコ食てベロついた
ベーロ ベーロベロシュッシュ





● ノーエ節
富士の白雪ゃノーエ 富士の白雪ゃノーエ ええ 富士のサイサイ白雪ゃは朝日で溶ける
溶けて流れてノーエ 溶けて流れてノーエ ええ 溶けてサイサイ流れりゃ三島に注ぐ
三島に注げばノーエ 三島に注げばノーエ ええ 三島サイサイ三島にゃー女郎衆が多い
三島女衆郎はノーエ 三島女郎衆はノーエ ええ 女郎衆サイサイ女郎衆は御化粧が長い
御化粧長けりゃノーエ 御化粧長けりゃノーエ ええ 御化粧サイサイ長けりゃお客が困る
お客困ればノーエ お客困ればノーエ ええ お客サイサイ困れば石の地蔵さん
石の地蔵さんはノーエ 石の地蔵さんはノーエ ええ 石のサイサイ地蔵さんは頭が丸い
頭丸けりゃノーエ 頭丸けりゃノーエ ええ 頭サイサイ丸けりゃ烏が止まる
烏止まればノーエ 烏止まればノーエ ええ 烏サイサイ止まれば娘島田
娘島田はノーエ 娘島田はノーエ ええ 娘サイサイ島田は情けで溶ける
溶けて流れてノーエ 溶けて流れてノーエ ええ 溶けてサイサイ流れて三島に注ぐ
... 以下繰り返し





● ノーエ節 (新町版) (※ 上記のノーエ節の3行目がありません。)
富士の白雪ゃノーエ 富士の白雪ゃノーエ ええ 富士のサイサイ白雪ゃは朝日で溶ける
溶けて流れてノーエ 溶けて流れてノーエ ええ 溶けてサイサイ流れりゃ三島に注ぐ
三島女衆郎はノーエ 三島女郎衆はノーエ ええ 女郎衆サイサイ女郎衆は御化粧が長い
御化粧長けりゃノーエ 御化粧長けりゃノーエ ええ 御化粧サイサイ長けりゃお客が困る
お客困ればノーエ お客困ればノーエ ええ お客サイサイ困れば石の地蔵さん
石の地蔵さんはノーエ 石の地蔵さんはノーエ ええ 石のサイサイ地蔵さんは頭が丸い
頭丸けりゃノーエ 頭丸けりゃノーエ ええ 頭サイサイ丸けりゃ烏が止まる
烏止まればノーエ 烏止まればノーエ ええ 烏サイサイ止まれば娘島田
娘島田はノーエ 娘島田はノーエ ええ 娘サイサイ島田は情けで溶ける
溶けて流れてノーエ 溶けて流れてノーエ ええ 溶けてサイサイ流れて三島に注ぐ
... 以下繰り返し





● 伊勢音頭
サァヨ〜ぇ 目出度いよ (ソリャセー)
三つ重なりて (サァソーリャセーコーリャセー)
そりゃ
空から鶴さん舞い降りて (アヨイショ)
庭から亀さん舞い上がる (アヨイショ)
鶴さん御門に巣をかけて (アヨイショ)
亀さん○○の繁盛願わて (アヨイショ)
○○繁盛と○○繁盛で 
あーそりゃぁせ 五葉の松
(サーソーリャーヤートーコーセー)
(エェヨーイィヤーナ)
(ソリャ)
(アレハイセーコレイセ)
(ソーリャァヨーイィトセーー)