- 彫物画廊 feat. 山中渓 #.16 -
- 2023/7/1 -






前回に引き続き「彫物画廊」と題して山中渓の彫物を御紹介します。今回は大屋根欄間右面の題材である「弁慶の仁王立ち」を御紹介します。その前にまずは「衣川の戦い」の題材について。



衣川の戦い(文治5年/1189年4月30日・藤原泰衡 vs 源義経)

文治3年/1187年、藤原秀衡を頼りに奥州・平泉に逃げ込んだ源義経だったが同年、藤原秀衡が病死。藤原秀衡の息子・藤原泰衡が後を継ぐが源頼朝からの再三の圧力に屈し「源義経を大将として奥州を治めよ」との父・藤原秀衡の遺言を破り文治5年/1189年4月30日、衣川の館の源義経を襲い、衣川の館を囲まれた源義経は一切戦う事なく持仏堂にて妻子を殺し自らも自害した。この時源義経は白龍となって天に舞い上がったと伝えられている。

また源義経の家来であった武蔵坊弁慶は、源義経を守るために薙刀を振るって戦うが雨の様な敵方の矢を受けて立ったまま死んだとされ「弁慶の立ち往生」と後世に語り継がれている。



彫物画廊 feat. 山中渓 #.16 (彫物画廊通算 #.562)
   彫物題材:弁慶の仁王立ち / 大屋根欄間右面