- 彫物画廊 feat. 先代・新町 #.24 -
- 2024/3/3 -






前回に引き続き「彫物画廊」と題して先代・新町の彫物を御紹介します。今回は大屋根小脇板正面左の題材である「児島高徳 櫻木に歌を詠む」を御紹介します。その前にまずは「児島高徳 桜樹に詩を詠む」の題材について。



児島高徳 桜樹に詩を詠む(太平記)

児島高徳(コジマタカノリ)は備前出身の南北朝時代初期に活躍した武将である。後醍醐天皇を中心とした勢力による鎌倉幕府討幕運動である元弘の乱(元弘元年/1331)の際、後醍醐天皇に応じて挙兵。天皇が隠岐国へ流される時、途中で天皇を迎えようとしたが,天皇はすでに院庄 に入り、事ならなかったため行在所庭前の桜の大木に「天勾践(コウセン)を空しうすること莫(ナカ)れ。時に范蠡(ハンレイ)無きにしも非(アラ)ず」と書いて忠誠を表わしたという。



彫物画廊 feat. 先代・新町 #.24 (彫物画廊通算 #.582)
   彫物題材:児島高徳 櫻木に歌を詠む / 大屋根小脇板正面左