- 地車研究 feat. 推敲 やぐら名称紹介U -
- 2025/3/2 -






親サイト内「やぐら名称紹介」を最後に編集したのが10年以上前になります。そこで改めて「地車研究」と題して各項目を【推敲】しようと思います。今回は鬼板の下にある「懸魚(ゲギョ)」、そして懸魚の裏にある彫物マニア泣かせの撮影困難箇所「車板(クルマイタ)」を推敲します。

まず【懸魚】をネットで検索すると「屋根の切妻部分の頂点の下の傾斜した箇所に垂下させた装飾性と雨除けの機能を兼ねた彫刻。火除けの呪いでもある」とあります。やぐらには下画像の通り大屋根正面、大屋根後面、小屋根正面の3ヶ所にあります。









懸魚の題材としては千鳥波や鳳凰、そして地元伝承記と色々な題材が用いられます。



▲ 波間に千鳥(大西町小屋根正面)



▲ 朱雀(自然田上東組大屋根正面)



▲ 地元伝承記「彦五瀬命 呼唹郷」(男里南組大屋根正面)



▲ 宝珠を掴む青龍(泉大津市・下之町大屋根正面)



また懸魚の裏にある【車板】をネットで検索たのですが自動車関連しかヒットせず書籍によれば「地車特有の部材名で懸魚の内側」とあります。やぐらには前述の通り大屋根正面、大屋根後面、小屋根正面の3ヶ所にあり題材としては色々な題材が用いられています。ただ、下記画像からも解る様にやぐらを組み立てた後では真正面から撮影できず彫物マニア泣かせの撮影困難箇所でもあります。






以上【懸魚】及び【車板】の推敲でした。最後に私が寵愛する我が貝掛の懸魚三面、車板三面を御紹介します。



▲ 大屋根懸魚正面



▲ 大屋根懸魚後面



▲ 小屋根懸魚正面



▲ 大屋根車板正面



▲ 大屋根車板後面



▲ 小屋根車板正面