戎福中講やぐら御祓い
- 平成21年4月26日日曜日 -


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戎福中講 (えびすふくなかこう・泉南市樽井地区)
 ・新調:文化時代(1804年)・文政時代(1818年)から元治元年(1861年)の間に新調
 ・大工:不明
 ・彫師:桝屋又兵衛(初代彫又)もしくは西岡又兵衛(二代目彫又)と推測
 ・彫物:下記「彫物図柄解説」参照
 ・本幕:梶内だんじり
 ・宮入:芽淳神社

【大屋根廻り】
・鬼板 − 獅噛み
・箱棟 − 雲海
・拝懸魚 − 正面:鷲、 後ろ:鳳凰
・隣懸魚 − 正面:山鵲
・飛檐垂木 − 梅鉢紋
・地垂木 − 唐獅子
・桁廻り − 雲
・車板 − 正面:阿吽の唐獅子、 後ろ:阿吽の唐獅子
・枡組 − 龍頭,唐獅子,獏,牡丹(三手先七段)
・枡合 − 妻:飛龍、 平:虎
・木鼻 − 正面:獏鼻、 平:獅子鼻、 後ろ:獅子鼻
・虹梁 − 唐草文様
・欄間 − 正面:恵比寿天、 右:弁財天,毘沙門天、
        左:布袋和尚,福禄寿(七福神)
・柱巻 − 左:昇龍、 右:降龍
・小脇板 − 左:項伯、 右:項荘(漢楚軍談)
・御簾 − 日輪に阿吽雲龍
・幕板 − 左:蒼海公の勇姿、 右:月夜に駆ける韓信、
        後ろ:張良劍を賣りて韓信を説く(漢楚軍談)
・脇障子 − 左:馬に乗る黄石公、 右:龍に乗る張良(漢楚軍談)
・脇障子物見 − 左:阿形の唐獅子、 右:吽形の唐獅子
・竹の節 − 燭台に若戎,樊かい,韓信,劉邦の文字,燭台に講戎,
        項羽,項荘,項伯の文字
・兜桁 − "戎"の文字。
・犬勾欄 − 正面:波濤、 平:牡丹
・擬宝珠 − 蓮
・勾欄合 − 波濤
・縁葛 − 正面:宝珠を掴む青龍、 左:波に吽龍、 右:波に阿龍
【小屋根廻り】
・飾目 − 牡丹に唐獅子
・箱棟 − 雲海
・懸魚 − 波濤に恵比寿天
・車板 − 劉邦 芒蕩山に白蛇を斬る(漢楚軍談)
・飛檐垂木 − 梅鉢紋
・地垂木 − 唐獅子
・枡組 − 龍頭,唐獅子,獏(二手先三段)
・枡合 − 正面:鳳凰、 平:谷越え唐獅子
・欄間 − 左:大黒天、 右:寿老人
・虹梁 − 左:楓に鳳凰、 右:牡丹に鳳凰
・太鼓廻り − 牡丹に鳳凰
・幕板 − 左:樊かい 鐵門を破る、
       右:項羽 重さ五千斤の鼎を持ち上げる(漢楚軍談)
・擬宝珠 − 蓮
【本幕】
・本幕 − 白綱に戎の金文字



【大屋根正面】
(正面より向かって)

















【大屋根右側】
(正面より向かって)







【大屋根左側】
(正面より向かって)









【大屋根後面】
(正面より向かって)









【小屋根正面】
(後正面より向かって)











【小屋根右側】
(正面より向かって)























【小屋根左側】
(正面より向かって)







































【木鼻・各部所】















【本幕】